路線バスで萩へ:長州の旅・萩秋吉編①
長州の旅2日目は湯田温泉からJRバスで萩に向かいます。
湯田温泉通(国道204号線)にあるバス停が東萩行きの始発になっています。
バスは定刻少し前に来ました。
やまぐちセントラルパスが使えます。運賃は1800円強しますので、3500円のパスはここで威力を発揮します。
JR西日本の「やまぐちセントラルパス」を使ってみました - あちこち旅日記
萩までは萩往還と並行して走る国道262号線などを主に通行します。
(出所)山口観光コンベンション協会
途中、道の駅あさひなどを経由します。
JR山陰線萩駅は開業時の駅舎が残っています。うまく写真が撮れなかったので、山口県観光サイドの写真を借用しました。1日当たりの利用者数(乗車のみ)は2022年実績で21名の無人駅で、なんとももったいないです。
(出所)山口県観光サイド
萩を訪れるのは二度目ですが、以前来た時は城下町だけしか見れなかったので、今回は松陰神社と松下村塾、藩校・明倫館に行くことにしました。
長州藩では江戸時代の本拠は長らく萩に置かれましたが、明治時代に入り版籍奉還後の藩庁は山口に移されました。このため、萩時代を萩藩、山口時代を山口藩と呼んで区別されています。
バスは、その後萩バスセンターを経由して終点東萩駅に到着します。こちらは有人駅(業務委託駅)で構内には観光案内所もあります。ここから松陰神社までは歩いて移動します。
東萩駅から松陰神社に向かう途中にある郡司製造所跡。郡司家はもともと三田尻にある鋳物師でしたが江戸時代初期に長州藩に召し抱えられ萩に移りました、主に鍋・すき先はどの生活用具や梵鐘などを製造していましたが、幕末に長崎に派遣され洋式砲術を習得。幕府が諸藩に様式砲術の採用を奨励すると長州藩は郡司家の細工場を大砲製造所としました。ここで製造された大砲は長州と列強四国との間で起きた下関戦争でも使われました。
松陰神社に到着しました。次回は、松陰神社と松下村塾の紹介です。
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