瑠璃光寺と国宝五重の塔:長州の旅・山口市編③
山口市では瑠璃光寺から観光をスタートさせます。瑠璃光寺境内は香山公園とも呼ばれています。
瑠璃光寺は曹洞宗の寺院で、大内氏全盛期の大内文化を伝える、桜や梅の名所にもなっています。創建は1471年(文明3年)で安養寺と呼ばれていましたが、1492年(名応元年)に瑠璃光寺に改称しました。
もともとこの地には大内氏25代の大内義弘が建立した香積寺がありましたが、大内氏滅亡後、この地は毛利氏が支配するようになり、関ケ原の乱の後には当主・毛利輝元が萩に拠点を移した際に香積寺も移転。その跡地に瑠璃光寺が移転してきました。
国宝・五重塔の創建年は香積寺時代の1442年(嘉吉2年)で、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺と並び日本三名塔の一つに数えられています。ニューヨークタイムズ紙に紹介されたこともあり、山口県の観光地の中でも、外国人の多さが目立ちました。
ただし、五重塔は令和の大改修中。事前に聞いていたのですが、やはり残念でした。
こんな風景を楽しみにしていたのですが・・・(写真は紅葉の季節の風景)
(出所)山口県観光連盟ホームページ
代わりに境内では梅が綺麗に咲いていました。
五重塔の代わりに石塔で・・。
保寧山瑠璃光禪寺が正式名称です。
漢字クイズにもありそうです。
中興の祖・大内弘世の騎馬像。
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