祝中国観光再開:中国の新幹線に乗車(2018年コロナ前の記録①)
この記事は2022年8月4日に投稿したものを、その後の状況が大きく変わってきましたので加筆修正したものです(赤字が加筆部分)。
中国の入国規制が緩和されており、4月29日より出発48時間前までのPCR検査が撤廃され、抗原検査に変更されました。薬局等で販売している抗原検査キット等を利用して、検査結果が陰性であることを確認し、検査結果を渡航前にアプリで入力し登録するだけでよくなりました。航空会社も搭乗時の陰性証明書の確認を行っていません。一方、帰国時の日本での水際措置は同日で撤廃されています。このため、現在では中国への観光旅行の制限はなくなったことになります。
また、2023年3月15日から、観光を含むあらゆる種類のビザ申請が可能となっています。ただし、2020年3月31日より停止されている、日本人に対する滞在期間が15日間までのビザ免除措置はまだ復活していません。このため、ビザを取得する必要があります。ビザの申請については以下の中日日本大使館のHPをご参照ください。
https://www.visaforchina.cn/TYO2_JP/generalinformation/news/283426.shtml
なお、香港から陸路での深センへの入境に関しては、アライバルビザの取得が可能なようです。
また、144時間以内のトランジットであればビザなし渡航も可能になっているようです。
ユーチューバーのおのださんが、これを使って入国しています。
いずれにしても、ビザ情報は突然変更される可能性がありますので、最新の情報は常にご確認ください。
いろいろな事情から今は行けない思い出の地がありますよね。ゼロコロナ政策のもとで、観光客にまだ門戸を閉ざしている中国もその一つです。変化が大きいだけに、しばらく行かないと別世界になってしまう国。いつになったらいけるのでしょうか。
前回中国に行ったのは、2018年3月。子供の春休みに出ていた広州・桂林のツアー(クラブツーリズム)に参加しました。3泊4日。往復ビジネスクラスで、食事のフルサービス、新幹線(高鉄)込みで1人12万円程度と、コスパ最高でした。
参加者はご年配の方が多く、息子(当時中学生)はいろいろと可愛がっていただけました。
到着は広州白雲空港で、バスで1時間程度かかる広州南駅から新幹線に乗ります。広州南駅は、かつて「広東省の秋葉原」と呼ばれ、密輸家電品市場があった番寓区にあります。この日の広州着は遅いので、駅近くのホテルで早めの夕食をいただきました。
時間が来たので、広州南駅に移動します。駅は近代的です。
電光掲示板
桂林北行きは19:25発でした。
保安検査に時間がかかるため、1時間前行動マストです(日本のように、ぎりぎりでは乗車できません)。
日本のE2系そっくりの車両が入ってきました。中国では「和諧号」と呼ばれています。欧州企業も同様に、中国進出と引き換えに技術移転を強要され、今日では、世界各地の鉄道事業で中国企業と競合が生じています。発展途上国が、カエル飛びに産業高度化を図るのは難しく、地道に自国の科学技術水準を引き上げていくしかないのが常識ですが、中国の産業政策は用意周到(悪く言えばずる賢い)です。
中はこんな感じです。これもE2系そっくり。
満席でした。
宿泊は3泊とも桂林シェラトンでした。
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