江戸時代の農村の風景:江戸東京たてもの園⑧
西ゾーンの続きです。W3~W8には茅葺屋根の建物が並んでいます。
W3:奄美の高倉(鹿児島県大島郡宇検村):奄美大島にあった高床式の倉庫を移築したものです。江戸・東京のものではありませんが、東京都でも八丈島などにも同様の高倉は見られます。江戸時代末期頃建てられたものです。
W4:吉野家(三鷹市野崎):江戸時代後期に建てられた農家です。吉野家は江戸時代には野崎村の名主役を務めた家といわれています。式台付きの玄関や付書院のある奥座敷が格式を示しています。
W5:八王子千人同心組頭の家(八王子市追分町):八王子千人同心は江戸時代に八王子に配属された徳川家の家臣団です。式台付きの玄関のある格式の高さを感じる建物は江戸時代後期にものです。
W8綱島家(世田谷区岡本3丁目):江戸時代中期に建てられた多摩川をのぞむ崖線上にあった広間型の間取りを持つ茅葺の民家です。
参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。



















