世界文化遺産・韮山反射炉:伊豆の旅①
伊豆半島に行ってきました。交通の便が悪く、公共交通機関だけでは旅行が困難なので、いつものように現地までは鉄道で行き、現地でレンタカーを借りることにしました。
まずは、伊豆の国市にある世界遺産韮山反射炉です。
韮山反射炉は高さ15.6mの連双2基で合計4炉で構成されています。2007年(平成19年)に近代化産業遺産に、2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)として正式登録されています。
最寄り駅は伊豆長岡駅ですが、徒歩だと30~40分程度かかります。数年前までバスの便があったようですが、廃止されてしまいました。交通の便の悪さから訪問者は少なく、週末にもかかわらず駐車場は閑散としていました。何とももったいない話です。
ただし、反射炉の中に入れるわけではありません。出口を出たところにある反射炉物産館にもビデオ説明があり、こちらも大変わかりやすかったです。
韮山反射炉では、鋳造した砲身に砲穴を開ける作業に水車動力を利用しました。反射炉敷地脇を流れる古川を蛇行させ、取水口から水車に水流を供給しました。この改修した古川の区間144mも世界遺産の含まれています。
韮山反射炉の建設を幕府に建議したのはアヘン戦争に危機感を覚えた、代官・江川太郎左衛門英龍でしたが、江川英龍が死去すると、跡を継いだ息子の江川英敏が築造を進め、1857年(安政4年)に完成しました。その後、1864年まで製造が行われましたが、その後閉鎖され、江川家が所有していました。1908年(明治41年)に地元有志が反射炉を購入し陸軍省に献納。陸軍省が修復し、韮山反射炉保勝会が維持・管理をしてきました。
反射炉をバックにした江川太郎左座衛門英龍の像。
反射炉物産館で一休みしていきました。
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