あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

名水と清酒の城下町・久留里

百代の過客

 久留里での乗り継ぎ時間に少し余裕があったので、駅周辺を散歩してみました。


 久留里の駅には、まちの名所の写真がありました。


 城下町であった久留里は、徳川家康の関東入封後、徳川四天王の一人・榊原康政の嫡男・大須賀忠政(松平忠政)に久留里3万石を与えたのが、藩のはじまりでした。その後、1601年からは譜代の土屋家が2万石、江戸中期の1742年には黒田家が3万石の所領を与えられてきました(1679~1742年は幕府直轄地となり入部なし)。


 久留里城は小高い山の上にある山城ですが、古久留里城の築城は室町時代に上総武田氏によるものとされています。その後、戦国時代に里見氏により再建され、江戸時代になると久留里藩の政庁としての役割を果たしました。明治維新後、1872年(明治5年)に廃城となりましたが、1978年(昭和53年)に模擬天守が再建され、今日に至ります。築城時に雨がよく降っていたことから、「雨城」とも呼ばれています。


 なお、2023年(令和5年)5月に発生した地震により、天守閣の屋根上にある鯱瓦が破損・落下したため、当面の間天守閣内部への立ち入りが禁止されているとのこと。もともと、駅からの公共交通による便がなく、時間が限られていたため、この日は断念しました。


 しかし、駅周辺部は城下町として風情や大正・昭和レトロな街並みが残っています。この日夏祭りだったこともあり、静かながらも商店街も活気が感じられました。


 武家屋敷跡と思われる広く手入れされた大きな庭のある御宅がありました。


 久留里の水は、千葉県で唯一平成の名水百選に選ばれるなど有名です。当地には「上総掘り」と呼ばれる井戸の工法が伝えられており、清澄山系の伏流水が地下450~650mから自噴しています。水温は常時13度で、夏は冷たく、冬は暖かいミネラル豊富なのが特色です。「生きた水」とも呼ばれています。


 駅近くに誰でも利用可能な採水場があります。

 

 

 町じゅうに、一般の方に井戸を開放されている御宅が何軒かありました。


 名水あるところに銘酒あり。駅には地元の銘酒が展示してありました。


 駅近くには観光案内所とカフェを兼ねた酒ミュージアムがあり、試飲や酒の購入ができます。


 街中にもこうした造り酒屋さんが数多くあります。


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