エーゲ海クルーズでワイン飲みすぎて酩酊状態:しくじり先生の海外旅行(第5話)
学生の時に卒論を終えて行った初の海外旅行では、いわゆる「フリーツアー」を利用しました。航空券と到着日曜日のホテル(ロンドン)がついていて、3週間後にローマのホテルに集合、その後、ギリシャ、ベルギーと計1週間程度の団体ツアーというものでした。ツアーの参加者はほとんど首都圏や関西の難関大学の4年生で、優良企業や中央官庁などに就職が決まっている教養のある方(少なくとも最初はそう思っていました)ばかりで(大学名や企業名を出すのはひかえます)、楽しい話ができる方ばかりでした。
ただ、この団体行動中、少々はめをはずしてしまったと反省するような出来事がありました(時効かつ、若気の至りということでお許しください)。場所はギリシャのアテネ。ここでは3泊し、中2日のうち1日が自由行動、もう1日がエーゲ海クルーズでした。
欧州に到着した日は、皆さんロンドンの街に出るのもおっかなびっくりでしたが、ローマに集合した時はさすがに3週間旅をしてきて自信がついてきていました。エーゲ海クルーズでは、確か2つか3つくらいの島をめぐるスケジュールになっていましたが、「それぞれ好みのワインのボトル1本買って船に乗ろうぜ」という誰かの発案で、各自ワインを購入し、船に持ち込みました。
出航直後から、今までの旅の話で盛り上がり、最初の島に着くころにはそれぞれボトル1本飲みほしていました(確かフルボトルだったと思います)。すると、誰ともなく、その島でまたワインを購入します。そのまま船で回し飲みが始まりました。2つ目の島に着いた時には、そのワインのボトルも空になっていました。そして、2つ目の島でもまたワインを調達し、またもや飲み切ってしまいました。
さすがに、ワイン3本飲むとかなりのアルコール量になります。ここからはもう記憶が飛んでしまってよく覚えていませんが、アテネに帰る船の中では、ワイン酔いか船酔いかわからない状況になっていました。ついには同じ船に乗っていたアメリカ人の女の子たちと椅子取りゲームを始めるなどのご乱痴気状態になってしまいました(女の子を膝の上に乗せる者まで出る始末)。彼女たちにあきれられてYou are sick!と言われたことだけ覚えています。
言い訳をさせていただければ、我々以上にはしゃいでいたのが彼女たちでした。その意味ではご迷惑をおかけしたのは、彼女たちではなく、品行方正にクルーズを楽しんでいた他の乗客の方ではなかったかと思います。
(しくじり先生のレッスン)
・以後改心し、旅先での過度な飲酒は控えるようにしています。
・日本人の品性を汚さないようにしましょう。We are ~(日本近隣の国の方)などととんでもないことを言っていたツアーのメンバーもいましたが、これは絶対にやってはいけません。なお、アメリカ人にはNo, you are Japanese!とバレていました。
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