あちこち旅日記

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圓満寺では足もとに要注意:道後温泉滞在記⑤

百代の過客

 道後温泉本館の前を通って、一旦ホテルに荷物をおろした後は、温泉街の散歩に出かけました。


 まずは、道後温泉本館の対面にある夏目漱石坊ちゃんの碑を左手にして、坂を上ったところにある浄土宗圓満寺です。


 圓満寺は812年(弘仁3年)の創建とされます。1855年(安政2年)の大地震で道後温泉の湯が止まった際にこの地蔵尊に祈願したところ、再び湯が湧き出したことから「湯の大地蔵尊」と呼ばれています。


 圓満寺はまた、恋愛祈願のお寺として、また、色とりどりのお結び玉が写真映えする場所として有名です。


 もっとも、この「お結び玉」かなり色がくすんでおり、観光ガイドのような色彩の豊かさを感じません。


 おまけに、境内のメンテナンスがよくなく、このようにくぼんでいるところがありました。妻はここに足をとられて転倒、捻挫してしまいました。この日は大事をとってホテルに戻りました(温泉で少しは傷みは和らぎました)。

 

 転倒地点のすぐそばでは針金がむき出しになっていたので、後から思うとぞっとしました。


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