道後公園にあった中世の城・湯築城:道後温泉滞在記⑨
道後観光の締めくくりは道後公園です。
ここは中世の伊予国の守護であった河野一族が居城としていた湯築城があったところでした。
一族の河野通信は12世紀末の源平合戦で源氏方として功績をあげ、鎌倉幕府の有力御家人となり、伊予国を与えられました。その後、豊臣秀吉の四国攻めで小早川隆景に城を明け渡すまで約400年、この地を支配しました。
鎌倉時代に時宗を起こした一遍上人は、河野通信の孫であり、ガイドさんによると自民党の重鎮の河野太郎議員も末裔に当たるそうです。
公園の周りは当時の堀が残されています。湯築城は天守や石垣がない中世の平山城で、二重の堀と二重の土塁が特色となっています。
公園内には当時の武家屋敷が復元されています。
資料館があります(NHKの松平元アナウンサーの解説動画が見られました)。
珍しい猫の足跡のついた皿。まだ焼かないうちに猫が踏んでしまったのでしょうか。
10月26日には河野氏まつりが開催されます。
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