諫早神社の大きな口のおたふくさん:諫早観光②
諫早ではホテルにチェックインする前に、暗くならないうちにホテルの裏手にある諫早神社を訪れました。
諫早神社の創建は728年(神亀5年)と記録があります。旧肥前の国では、佐賀県内に一ノ宮から三ノ宮まであり、長崎県には律令制時代の国司が参拝するような歴史のある神社は存在しなかったようです。また、明治以降の近代社格制度でも長崎県内には国幣中社である諏訪神社(長崎市)が唯一の官幣社でした。神社の少ない長崎県にあって、県社ではありますが諫早神社は格式高い神社の一つでした。
また、諫早神社はかつて四面(しめん)宮と呼ばれていました。これは雲仙市にある温泉神社を総本社とする27の神社の総称で、九州総守護の神を祀っています。温泉神社も明治時代に四面宮から名称変更されたものです。ちなみに温泉神社は「うんぜん」神社と読み、雲仙の語源にもなったとされています。
入口には日本一大きいとされるおたふくさんの口がありましら。毎年立春前後に飾られているようです。ここをくぐると縁起がいいとされます。あまりに大きすぎて、鳥居が隠れてしまいます。
先日、ひろこさんが投稿していた香椎宮のおたふくさんもかなりの大きさでした。鳥居まで隠れたので顔が大きかったのは確かに諫早神社だとは思いますが、口の大きさならば香椎宮もかなりのものです。
拝殿
本殿
御神園
御神木となっているクスノキ
小さなおたふくさんもあります。
肥後の国(現在の熊本県)に伝わる疫病退散の妖怪アマビエ。1846年に海上に出没したのが目撃されたとされます。2020年には厚生労働省がコロナ収束を願ってアイコンに採用したことで、全国的に知名度が一気に高まるました。ちなみに、諫早神社のアマビエの大きさは日本一だそうです。
2020年に厚生労働省が作成したアイコン。
(出所)厚生労働省
神社の前の道は多良海(たらみ)道と呼ばれ、長崎街道の脇道として、諫早の永昌宿と佐賀県嬉野市の塩田宿の間の往来に利用されました。なお、フルーツゼリーの大手であるたらみは長崎県輩出の企業です。経営破綻後、外資ファンドの下で経営再建を進め、現在は缶コーヒーでお馴染みのダイドードリンコの子会社になっています。
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