あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

台湾の屋台料理を日本で楽しむ:日本の中の台湾(下)

 台湾というと夜市や屋台に風情を感じますが、日本国内でも台湾屋台をコンセンプトにするところが増えています。


 今回は、西武新宿駅近くにある台南担仔麺(ターミー)にお邪魔してきました。




 担仔麺とは、台南を発祥地とする小椀のスープ麺のことで、海老やそぼろ肉が乗っているのがポピュラーです(写真を撮り損ねてしまったのでHPをご参照ください)。このお店では税込220円で、最後の締めにという感じのものですが、台湾では小腹が空いた時によく食べていました。


 台南の漁師さんが時化で漁に行けない時の副業として始めた度小月というお店が担仔麺の元祖で、台北にも支店があります(両方行ったことがあります)。そぼろご飯(魯肉飯)と並ぶ同店の看板商品となっています。何度か日本にも出店するように誘致されているそうですが、固辞されているそうです。



「台南担仔麺」を名乗るお店は台湾だけでなく日本にもほかにいくつかあります(台北のお店は夜市で有名な華正街にあり、ウエッジウッドのお皿で海鮮料理を出す高級店として知られています)。この新宿のお店は庶民的な雰囲気で、台湾屋台の雰囲気が味わえ、在日台湾人の方も大勢いらっしゃるので、台湾の雰囲気を味わうのにお勧めです。


 青天白日旗も貼られています。店内は酔っ払いたちの中国語(台湾語)が響き渡っています(コロナ禍の折、もう少し小声でしゃべってほしいけど)。

 料理は、典型的な台湾小皿料理なので、少人数でも楽しめます。この日は飲み主体だったのでこれに担仔麺で締めて3人で満足でした。台湾ビールも置いていました。


あちこち旅日記 - にほんブログ村


 参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。

×

非ログインユーザーとして返信する