気軽に都内でお散歩:アニメと鉄道オタクの聖地をめぐる
私が住んでいる豊島区には池袋があるため、繁華街のイメージが強いと思います。しかし、山手通りを過ぎると、周囲の風景は一変し、一見何の変哲もない住宅地が広がります。しかし、このエリアは知る人ぞ知る全国に誇る鉄道オタクやアニメオタクの聖地なのです。
まず、スタートは都営大江戸線落合南長崎駅からです。新青梅街道と目白通りが交差するあたりに駅があり、豊島区、中野区、新宿区の3つの区の境になります。
新青梅街道を中野方面に進み、しばらくして左折すると、鉄道ファンの聖地「ホビーセンター・カトー」があります。
お店の外には鉄道車両が鎮座しており、迫力があります。
中は、ちょっとしたホームセンターなみのジオラマ部品の売り場があり、見事なジオラマが実演されています。
落合南長崎駅に戻って、椎名町方面に行くと、昭和アニメの聖地「トキワ荘公園」があります。
元児童公園だったところに、トキワ荘の建物が移築され、中も見学できるようになっています。
トイレもキャラクター化しています。
お土産物屋さんも営業中。
お土産物屋さんの壁にも、展示が。
近くには、新しい施設ができる模様です。
池袋方面に行くと、トキワ荘跡地があります。今は出版社のオフィスになっていますが、
跡地であることを示す記念碑が建っています。
古本屋さんも充実し、地域おこしが進んでいます。
休憩所もあります。
おなかがすいたら、食事はもちろんここ。オバQに出てくる愛されキャラの「小池さん」のモデルとなった鈴木伸一さんがいつも食べていたラーメンはここのだそうです。当時の先代も、先代の息子さんも既に亡くなられたそうですが、息子さんに嫁いできた中国人のオバちゃんが、今でも味を守っています。店内には、トキワ荘OBの漫画家たちの色紙がで一杯。
ここまでくれば、西武池袋線の椎名町に近くなります。目白や新宿方面に行く都営バスも近くから乗れますが、せっかくなので、有楽町線の千早まで足を伸ばします。
豊島区立千早図書館です。一見するとローカルな小さな図書館ですが、地元在住で鉄人28号、バビル2世、魔法使いサリー、忍者赤影などの数々の名作を残した故横山光輝氏の作品集があり、文化財級の価値です。館内撮影禁止なので、ご紹介できませんが、鉄人28号のフィギュアもあり、目を引きます。















