BA504便LHRーLISエコノミークラス:リスボンへは厳しい道だった
前回に引き続き、世界一周旅行を中断し一時帰国した地点のリスボンまで戻るフライトを報告します。
BA8便はほぼ定刻通りにロンドンヒースロー空港ターミナル5に到着。ここでの乗り継ぎ時間は約4時間あり、しかも同じターミナル5なので完全に余裕でした。
ボーディングパスは羽田で受け取っていましたが、まだゲートは決まっていません。この場合、flight connectionの表示に従うように指示されます。ヒースローは巨大な空港ですが、こういった流れは分かりやすく出来ています。電車の乗り場に来ると表示板があり、到着したゲートCから、ゲートAに行けとありました。
乗り換え用の電車でゲートBを経由してゲートAに移動します。
ゲートAでは、乗り継ぎの保安検査があります。サファイアのステータスでファストトラックも使えました。
あまりにスムースに行きすぎて、この時点で登場時間まで3時間以上あり、ひとまずラウンジで時間を潰します。BAのラウンジを見つけて入ります。ホームのラウンジなので充実しています。ビジネスクラスラウンジはファーストクラスラウンジよりも一つフロアが上にあります。入口には馬と飛行機のモデルがあり、間違えることはありません。この馬がBAの重厚感を出しています。
クリスマスの飾りもきらびやかです。
ラウンジは広いですが、利用者も多いので混雑していました。作業スペースが見つかりましたが、電源コンセントが壊れている席が多く、なかなか使えません。何んとか見つけてメールとニュースをチェックします。
リスボン到着は22:30過ぎの予定でした。フライトは欧州内エコノミークラスなので機内食は提供されません。このため、ラウンジで夕飯を済ませます。飲み物や食べ物は充実していました。
この日の夕食はカレーとスマッシュポテト。既に機内食も食べていたので、これで十分です。
スイーツもまずまず。
そろそろ、ゲート決まったかなとモニター見てもゲート番号がなかなか表示されません。出たと思ったら、およそ1時間ディレイとなっていました。
その後も搭乗予定時間が小出しに変更されていきます。出発時間を過ぎてもゲートがまだ決まりません。お酒飲んで表示が出るのを待ちます。
出発時間を1時間ほど過ぎて、ようやく表示されたと思ったら、ゲートBに行けとのこと。また電車で戻ります。そこでさらに1時間待たされ、ようやく搭乗開始となりました。
BAによると人員や機材のやりくりがうまくいかないのがディレイの原因とのこと。コロナ禍で各航空会社でも人員削減を進めた結果、運航再開時に必要なスタッフや乗務員を集められていない模様です。さらに、この日はワールドカップのイングランドの試合があった日でした。休みをとって観戦していた乗務員も多かったではと疑ってしまいます。
機材はA319のエコノミークラスでした。サファイアのステータスでグループ2の優先搭乗ができました。
ようやく搭乗できたと思いきや、さらなる悲劇が追い打ちをかけます。この日のロンドンは異常な低温で、飛行機の羽に氷が付着し、除去する作業が必要とのこと。作業の必要な飛行機が行列状態となっており、さらに出発が遅れます。
作業している間、ポテチと水、コーヒーお茶のサービスがありました。機内サービスは期待していなかったので、予想外でした。これは食べずに非常食として持ち帰ります。
結局リスボンに到着したのは午前2時。当初予定より3時間半遅れました。
心配なのは、空港にタクシーがまだいるのか、ホテルのスタッフが玄関を開けていてくれっているかです。幸いなことに、入国はスムースで、土砂降りの雨の中もタクシーが空港で待機していました。急ぎ、この日の宿泊先のホテルローマへ。まだフロントの方も待っていてくれました。ただし、荷物や深夜割増などもあり、タクシー料金はホテルの送迎サービス並みの25ユーロかかりました。
ホテルにチェックインしたのは午前3時近くになっていました。とにかくこの日は疲れたので早く寝ます。
今回は一時帰国からの帰路の報告でしたが、次回からは正式に「ワンワールド年末世界一周記」のスタートです。次回は1月2日に投稿を予定しています。
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