フランシスコ・ザビエルは低評価?:2022年末ワンワールド世界一周記(3)
ジェロニモス修道院とともに前回心残りだったのが、発見のモニュメント(碑)を西側からしか眺められなかったことです。発見のモニュメントは、ジェロニモス修道院からポルトガル鉄道の線路を挟んだ海側にありますが、地図に出ている線路を越える通路がわからず、前回は歩道橋を渡り遠く離れたベレムの塔に行き、そこから西側部分を望遠レンズで撮影するのが精一杯でした。
今回、線路をくぐる地下道を発見。近くから見ることができました。地図だと橋になっていましたが、違っていました。
まずは東側です。一番左で先頭にいるのが大航海時代のパトロンとして知られるエンリケ航海王子、3番目がインド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ、5番目が初の世界一周を達成したマゼランで、日本にキリスト教を布教したフランシスコ・ザビエルが一番最後(右端)です。日本の歴史に大きな影響を与えたザビエルですが、この序列を見る限りポルトガルにおける歴史的な評価はさほど高くないようです。
一方西側から見たのがこれです。先頭(右端)のエンリケ航海王子の後ろは弟のフェルナンド聖王子ですが、全体的に東側に知名度の高い大物が集中している感がします。
発見のモニュメントを見たあとはランチです。前夜3時に就寝したあと、朝食は非常食用のポテチだけだったので、おなかが空いてきました。ベレム地区は、観光施設が集中しているのでレストランは多いのですが、さすがにランチタイム前後はかなり混雑します。すると、路地裏に入る道でマクドナルドの看板が目に入りました。「ここまで来てマクドナルドはなあ・・・」と思いつつも近くに行ってみると、裏通りにたくさんのレストランが。どこもガラガラに空いていたので、店先に写真付き英語メニューを飾り、英語の上手なお姐さんが呼び込みをしていた店に入りました。
御覧のように雰囲気のよいテラス席もあり、コロナ禍でも安心して食事ができました。
日本人とわかると、タコなどのシーフード料理を勧めてきましたが、写真の見栄えが今一つだったので、無難なところで海老と豚肉のソテーを選びました。
ボリュームたっぷりで、さらにビールとパンもつけて、しめて11.8ユーロ(1,743円)とコスパもよかったです。外食費がかさむユーロ圏ですが、ポルトガルは日本とそれほど変わらない物価感覚(ビールやコーヒーについてはかなり安い)です。
食後は、サンタマリア教会に戻ろうか迷いましたが、この季節は夕暮れが早く、どうしても行きたかった市内中心部に行けなくなってしまう恐れがあり、サンタマリア教会は断念してロシオ広場方面に戻ることにしました。
レトロ感あふれる古い車両が来ました。これに乗ってロシオ広場方面に移動します。
これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)
144,681円
今回かかった費用
ランチ 1,743円(11.8ユーロ)
累計費用 146,424円
航空運賃
航空券 656,300円
諸税・サーチャージ 138,230円
合計 794,530円
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