リスボンからエヴォラへのバスの旅:2022年末ワンワールド世界一周記(5)
リスボン滞在3日目は、バスでリスボンから2時間弱の世界遺産の街エヴォラ(Evora)に行ってみました。ちなみに、アブない伝染病のエボラ(Ebola)とは発音も違い全く無関係です。
あいにく、この日は土砂降りの雨でしたが、ホテルの前にあるローマ・アレイロ駅までは数十メートルの距離なので、傘なしで大丈夫でした(今回の旅行では傘を持参せず、どこにも売っておらず困りました、現地の天気が良いかもしれないことを信じてとりあえず傘なしで行ってみます)。
床が濡れているので注意しながら進みます。入り口はホテルの目の前でしたが、ホームまでは結構距離がありました。
ポルトガル鉄道(CP)で2つ目のセッテ・リオスにバスターミナルがあります。
冬の風物詩の焼きいも売りを各地で見かけました。
まずは、チケットを買います。
まだ朝食を食べていなかったので、カフェでサンドイッチをいただきました。
これで5.0ユーロ(約740円)でした。
スペイン行きの国際バスも出ているようです。
9:30発のBEJA行きがエヴォラを経由するとのことで、このバスのチケットになっていました。
バス乗り場前にもカフェがあったので、エッグタルトをいただいて待ちます(9月のポルトガル旅行ですっかりエッグタルトにはまってしまいました)。これで2.0ユーロ(300円弱)です。
コーヒー飲んで待っていたら、バスレーンが表示されました。
バスが入ってきました。
バス番号がチケットとモニターと合っているか慎重に確認して乗り込みます。運転手さんがバーコードを読み込んで確認していたので安心しました。
乗ったら、指定された席に既に他の方が座っていました。座席番号はどうでもよく自由席だというので、すぐ後ろにすわっていたら、その席を予約していた方からここは自分の席だと言われてしまいました。空席が多い便ならば自由席のようなものですが、この便は満席でした。結局、玉突きのように指定された席に座ります。
ターミナルを出発するとバスは高速道路に乗り、水道橋を通ってテージョ河を渡ります。
テージョ河を渡ると、巨大なキリスト像が見えてきます。ブラジルのリオデジャネイロのキリスト像を模して作られたクリスト・レイで、1959年に完成した高さ110メートルの像です。エレベーターで上まで上がれるそうです。
バスはほぼ定刻にエヴォラに到着。バスターミナルからレメディオス墓地に沿って数分ほど歩きます。幸いなことに雨はやんでくれていました
巨大な墓地で、お墓参りの方がいらしていました。
すると城壁が見えてきます。ここからがエヴォラの旧市街になり、見どころが集中しています。
城壁を通ると、石畳の雰囲気のよい道が続きます。
カフェレストランが道なりにたくさんありますが、なぜか無人販売の店ばかりです。こうした中で、日本食のテイクアウト専門店がありました。値段も安めです。
サント・アンタオ教会まで来ると、ここが中心部のジラルド広場になります。
ここから、さらに進みカテドラルに行きます。ここが天正遣欧使節ゆかりの地とされ、彼らが聴いたとか演奏したとか伝えられているパイプオルガンがあります。本日のハイライトはこのパイプオルガンです。
長くなってしまったので、パイプオルガンは次回に紹介します(引っ張ってしまって申し訳ございません)。明日は別のテーマでの投稿を予定しており、世界一周記の続きは1月9日になります。
これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)
146,424円
今回かかった費用
バス代 12.5ユーロ(1,846円)
朝食 5.0ユーロ(740円)
タルト+コ-ヒー 2.0ユーロ(296円)
累計費用 149,306円
航空運賃
航空券 656,300円
諸税・サーチャージ 138,230円
合計 794,530円
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