天正遣欧使節ゆかりのパイプオルガン:2022年末ワンワールド世界一周記(6)
前回は、世界遺産エヴォラまでのバスの旅を報告しましたが、今回はいよいよ伊東マンショら天正遣欧使節ゆかりの地とされるカテドラル(大聖堂)のパイプオルガンの報告です。
入ると、礼拝堂があります。祭壇です。
パイプオルガンは祭壇に向かって身廊左上にあります。
左右にも祭壇がありました。
回廊に出ます。
中庭が見えました。
宝物館を見に行きます。入口は無人でバーコードでチケットを読み取り入ります。歴史的遺産もデジタル化が進んでいます。
宗教画がたくさんありました。
1426個の宝石をちりばめた「聖トーニヨの十字架」。17世紀につくられたそうです。ケースも展示されていました。
カテドラルにはカフェテリアもあり、食事もできます。値段も安め。
カテドラルを見ていたら、また雨が降ってきました。ジラルド広場に戻る途中に雨足が強くなり、とりあえずカフェに逃げ込みます。たまたま入ったのがアルカダという老舗カフェでした。
ランチをいただくほどお腹がすいていなかったので、スイーツとコーヒーを注文しました。これで2.4ユーロ(360円弱)。
トイレを借りる際にレシートに記入されている4桁コードを打ち込む必要があります。
なかなか雨がやみません。小ぶりになったところを見計らってサン・フランシスコ教会に入ります。
立派な礼拝堂がありました。ここには、5000体もの人骨が壁や柱を埋め尽くす人骨堂があり見どころのようですが、入り口がわからず、不気味でもあるのでやめておきました。
グラサ教会。また雨が激しくなりつつあったので、もう観光はあきらめてバスターミナルに向かいます。
エヴォラは街全体が世界遺産に指定されており、シントラと並びリスボンから日帰りで行ける観光地としておすすめです。雨がひどくて写真がうまくとれていませんでしたが、ローマ時代の遺跡であるディアナ神殿がカテドラルのすぐ隣にあり、城壁の外へと水道橋が続くなど、見どころ満載の街です。またポルトガルに行く機会があれば、リベンジ訪問したいと思います。
バスターミナルに着いたら、帰りのチケットを買います。
Beja始発便がここを経由してリスボンに行くようです。
チケットを買ったところ、何と、行きのバス番号と同じ。どうやらBejaからの折り返し便に乗ることになったようです。
さらに何という偶然か、行きと同じ座席(13番)でした。これは行きのチケットです(ピンぼけで申し訳ございません)。
さすがに運転手さんは交代していました。
バスターミナルにもカフェ兼売店がありました。
レジでにはこういった支払機がありました。現金支払いの際は、スタッフが現金に一切触れることはありません。日本でも7-11のレジではこういったシステムが普及していますが、コロナ禍下での感染対策としても進んでいる印象でした。
無事にリスボンに帰ってきました。
このあとはオリエンテのショッピングセンターに行きます。当初、列車を予定していたのはオリエンテまでの直行便がある列車を利用してエヴォラから帰ってこようと思ったのですが、雨の中遠く離れたエヴォラの駅まで行くのは難しくバスに変更しました。
オリエンテの駅前に目指すヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターがあります。
前回来た際にここのフードコートがよかったので、今回も行ってみます。前回はラムの直火焼きだったので、今回は違うものということでスペアリブにしました。
ところが、席まで運ぶ途中に人込みで大男にぶつかってしまい、うかつにもビールをこぼしてしまいました(カウンターのお姐さんがサービス精神旺盛でビールを目いっぱい注いでくれたのも仇となりました)。スペアリブやホウレン草のビール付けの味は、結構苦かったです(特にポテトのビール付けはとてもお世辞にも美味しいとはいえません)。お勧めしません。
そろそろヨーロッパに分かれを告げて、アメリカ大陸に行かないといけません。どうやって大西洋を渡るか、コスト面も考えていろいろ戦略を練ってみましたが、それが大変な試練をもたらすとはチケットを手配した時は思いもつきませんでした。
これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)
149,306円
今回かかった費用
カテドラル入館料(宝物館込み) 4.0ユーロ(592円)
カフェ 2.4ユーロ(355円)
バス 12.5ユーロ(1,846円)
交通カード追加チャージ 3.0ユーロ(444円)
夕食(フードコート) 8.9ユーロ(1,315円)
累計費用 153,858円
航空運賃
航空券 656,300円
諸税・サーチャージ 138,230円
合計 794,530円
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