あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

明日8月15日は末伏(マルポッ):参鶏湯を食べる日

 毎日暑い日が続いていますよね。日本では、土用丑の日にうなぎの蒲焼きを食べるのがポピュラーですが、韓国では、伏日(ポンナル)という日に参鶏湯を食べる習慣があります。日本のうなぎと同様に、滋養をつけるという意味合いがあるそうです。
 伏日は、通常年3回あり、初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)、末伏(マルポッ)と呼ばれています。2022年は明日8月15日が末伏になります。
 私が伏日を知ったのは数年前のことです。トランジットのため、夏の暑い日にソウルに滞在していたのがきっかけでした。大学街でもある新村(シンチョン)の観光案内所で、暑い日にお勧めの食べ物はと相談したところ、この日が伏日であり、近くに参鶏湯のお店があるのでぜひ、と勧められたのがきっかけでした。
 日本の参鶏湯ではブロイラーが多く使われ、大味なのに対して、韓国の参鶏湯は小ぶりの鶏を使っており、一人サイズの鍋にちょうどいい大きさです。おひとり様ランチに手頃です。

 私が紹介してもらった店は、新村栄養センターというお店です。名前はダサいうえに、店構えも地味で、韓国語オンリーですが、料理は本物です。4~5年前で15,000ウォン(現在のレートで約1500円)くらいでした。


私はハングルが読めませんが「サムゲタン・ハナ(1つ)」「メクチュ(ビール)」で通じました。昼でしたので、近所のビジネスマンがお一人ランチに結構来ていました。暑い日だったので、ビールののど越しも最高でした(皆さんまだ仕事中なので、そんな中でビールを飲んでいる私への鋭い?視線を感じました。ごめんなさい)。


 8月15日というと、韓国でも日本とは別の意味で特別な日です。日本人にとってはあまり近寄りたくないタイミングですが、参鶏湯には罪がありません。新大久保などのコリアタウンやデパート、韓国料理店で参鶏湯フェアをやっていたら、ぜひ食してみてください。


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