あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

バンコクでは思い出の地を訪問:2022年末ワンワールド世界一周記(31)

 バンコクでは、観光せずに休養をとる予定でしたが、せっかくなので前に泊まったことのあるホテルや行ったことのあるレストランがどうなっているか見にいってきました。


 私が初めてバンコクに行ったのは1990年代初頭です。当時の繁華街はシーロム通りからラジャダムリ通りあたりまででした。今日本人駐在員の多くが居住するスクムピッド通りは常に渋滞が絶えず、あまりショッピングなどには向かないと思っていました。しかし、今では街の中心がスクムピッド通りに移ってきているようです。


 バンコクに来たのは12年ぶりになります。当時はもう地下鉄や高架鉄道(スカイトレイン)が開通し、スクムピッド通りには巨大なショッピングモールが誕生するようになりました。一方、シーロム通りやラジャダムリ通りは再開発が始まるようになりました。


 ホテル近くのぺチャブリ駅から地下鉄に乗り、まずはシーロムに向かいます。地下鉄の乗り方はエアポート・レイルリンクとほぼ同じですが、VISAタッチで乗れるようになっていました。駅の券売所は長蛇の列になっていたので、キャッシュレス決済の便利さをここで再度実感しました。バンコクは、日本よりもはるかに進んでいます。

 シーロムの駅から地上に出ると、よく前に出張で泊まったことのあるデュシタニ・ホテルがあります。しかし、現在建て替え中で、ごらんのような状況です。楽しみな反面、寂しい思いもあります。ここの中華レストランよかったな。創業者のおばあちゃん(一緒にお食事したことがありますが、親日家でとてもいい方でした)まだお元気かなあ?。

 交差点には、日本の経済協力でできたことを示す標識が残っていました。タイは当時はまだ貧しかったのですが、今では本当に発展しました

 シーロム通りをしばらく進むとスラウォン通りに抜けるタニヤ通りに出ます。この通りは昔から日本人ご用達飲食店が並びます。しかし、看板の名前はほとんど昔から入れ替わっていました。

 吉野家だと思っていたら「牛野家」。これでなくちゃという「なんちゃって日本」です。

 本家にないメニューも多いのですが、どんぶりのデザインは本家そっくりです。

 老舗の「らあめん亭」はまだ残っていました。

 スラウォン通りまで出ました。あたりをみまわすと、マッサージ店が。店先でやる気なさそうに呼び込みする若いオネーさんたちには目くれず向かったのは、

 やっぱりここでしょ!老舗の「有馬温泉」。前回来た時はタニヤ通りに2号店があったのですが、コロナの影響かなくなっていました。平日の昼間ということもあり、お客さんはまばら。マッサージ師のオバちゃんも随分少なくなっていました。

 2時間たっぷりマッサージしてもらうと、夕方4時近くになっていました。ランチを食べていなかったのでおなかが空いてきました。らあめん亭でもよかったのですが、いろいろお店を見てみます。
 すると、リンガーハットを発見。店先にあったメニューが面白そうで入ってみました。
 メニューをみて目に止まったのが、「カルピスビール」。しかし、注文すると17時以降でないとアルコールは出せない決まりとこと。

 仕方がないのでカルピスソーダにしました。

 カルピスは現在アサヒビールの傘下にありますが、かつては味の素の子会社でした。味の素はタイではトヨタと双璧の知名度抜群の日本企業で、強力なブランド力と販路をタイで有しています。この販路を生かし、カルピスもタイで抜群の知名度があります(ただし、Calpisだと「牛のおしっこ」を連想させてしまうため、ブランド名はCalpicoになっています)。カルピスビールはアサヒビールの傘下入りしたことで考えだされたコラボ商品なのか、甘いもの好きなタイ人消費者の間の流行なのかはよくわかりませんが、口コミから推察すると、どうやらビールとカルピスのカクテルのようです。
 帰国してから試してみましたが、なんとも微妙な味でした(日本で発売されていない、といえば察していただけると思います)。

 日本の味がそろそろ懐かしくなり、チキンカツカレーを注文しました。ドリンクと合わせて260バーツ(1000円強)でした。

 シーロムに戻り、スカイトレインでサイアム経由スクムピッド通りを目指します。シーロムの駅ナカにヤマザキパンがありました。こちらは本物です。

 スクムピッドsoi33近くにあるプロンポンで降ります。ここら辺は昔は不便なところでしたが、今では外国人駐在員向け高級コンドミニアムが立ち並び、日本人も多く居住するエリアになっています。ブランドショップも入るショッピングモールも増えています。

 クリスマス飾りで賑やかです

 日本語ののぼりと看板も見かけます。バンコクではほぼ日本と同じような暮らしができるし、駐在員の方がうらやましいです。

 だいぶ人通りが戻っていますが、それでもお店の数が昔よりも少なくなっているという印象でした。そのままアソーク通りまで散歩しながら、交差点にあるスクムピッド駅から地下鉄に乗ってホテルに戻りました。地下鉄は夕方の帰宅ラッシュで大混雑でした。


 この続きは2月23日に投稿予定です。いよいよ最後の訪問国に向かいます。


これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)    
 270,896円
 地下鉄(ぺチャブリ→シーロム) 26バーツ(101円)
 マッサージ(チップ込み2時間) 800バーツ(3,120円)
 リンガーハット 260バーツ(1,014円)
 スカイトレイン(シーロム→プロンポン)40バーツ(156円)
 地下鉄(スクムピッド→ぺチャブリ)20バーツ(78円)


累計費用  275,365円


航空運賃
   航空券       656,300円
   諸税・サーチャージ 138,230円
   合計        794,530円


あちこち旅日記 - にほんブログ村


 参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。

×

非ログインユーザーとして返信する