あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

UL454便CMB-NRTビジネスクラス搭乗記:2022年ワンワールド世界一周記(37)

 いよいよ本日は世界一周旅行の最終日です。ゆっくり寝て、やや遅めの朝食いただいて、出発まで近所を散歩がてらお土産を買いに行きました。


 ホテルの周りはコロンボの金融街になっています。これは中央銀行の建物です。周りにも大手商業銀行の本店が多く集中しています。

 近くには経済史資料館もありました。

 ダッチ・ホスピタル跡地がショッピングモールになっているので、ここでお土産を買いました。入り口がわかりにくかったのでまごまごしていたら、近くでたむろしていたトゥクトゥクの運転手が、「今日は休業日だ」「少し離れたところに同じ経営のお店がある」といいます。怪しいので無視していたら、近くのホテルの親切なベルボーイのお兄さんが「そんなことないよ」と入り口を教えてくれました。この国は、親切な人と観光客をカモにしようとする人とで極端です。

 自宅や職場にはスリランカ名物のセイロンティーを買って帰りました。空港でも同じものを売っていますが、街中で買えば激安です。


 お土産屋さんは思ったより少なかったのですが、ビューティサロンや食事のできるカフェやバーがたくさんありました。

 朝食が遅めだったのであまり空腹ではなかったので、ランチはファーストフードで軽く済ませました。これで1,000ルピー(375円)でした。


 疲れてきたのでホテルのロビーでメールや記事をチェックした後、少し早いのですがウーバーで車を手配し、空港に行ってラウンジでゆっくりすることにしました。空港まで高速料金込みで5,030ルピー(1,887円)と行きのほぼ半額で済みました。気配りのきくドライバーだったので、帰りの高速代とチップを現金600ルピー(225円)で手渡ししました。


 空港には出発の3時間半くらい前につきました。利用するのはスリランカ航空便ですが、日本航空とのコードシェア便です。チェックインする前に、保安検査を受けますが、係員により「成田行きはまだ受付開始していない」「成田行きなら進んでいい」と答えがバラバラ。結局、保安検査を通してもらえてチェックインさせてもらいました。ただし、この空港オーバーキャパというより処理能力が無さ過ぎて、成田行きのカウンターが2つしかありません。飛行機が中型機のA330なので、チェックインが間に合わずよく遅延することで有名なようです。


 チェックインを済ませると、スリランカ航空のセレンティブラウンジで一服します。重厚な扉です。このラウンジは、ビジネスクラスの乗客でないと利用できません(ワンワールドのステータスカードでは利用不可)。

 ここではちょっとしたトラブルがありました。ビールを飲もうとバーカウンターに行き、冷蔵庫の前でごそごそやっている女性に、「ビールください」とお願いしたところ。「私はここで働いていません」とカンカンに怒っていました。彼女も乗客のようで、ここはセルフサービスとのこと。平謝りしましたが、そんなに怒ることないのに・・・という思いでした。プライドが高い方だったようです。


 中の様子は写真撮影禁止でしたが、料理だけでもこっそり撮ってきました。

 クリスマスケーキをいただきました。


 このあと搭乗開始まで時間を持て余してしまったので、プライオリティパスでロータスラウンジにも寄ってみました。搭乗口にはここの方が近いので、ぎりぎりまでいました。


 スリランカ航空の女性スタッフやCAさんの制服は、露出度の高い民族衣装風です。露出度高いというとセクシーなイメージを期待される男性諸氏もいらっしゃるかもしれませんが、豊満な女性がモテるお国柄か「お肉はみだし」というのが正直な印象です。

 食事もありますが、セレンディブラウンジより種類は少なく、あっても同じものでした。機内食が食べられなくなってしまうので、ここではいただきませんでした。

 アルコール類はまずまずの種類がありました。

 中は比較的すいていました。

 搭乗時間になりました。日本人客は少なく、大半は成田経由で米国方面に乗り継ぐ外国人のようでした。かつてのテロのイメージがまだ残っているのでしょうか(もう10年以上も前の話ですが、今でも治安が悪いと思い心配してくれた職場の同僚もいました)。このイメージが残っているのか、日本企業の活動はあまり活発ではないようです。


 座席は窓側席を選択。

 ウエルカムドリンクはシャンパンをいただきました。

 アメニティはブランド品でなく、スリランカ航空のプライベート・ブランドでしたが、ポーチは白で上品そうなものでした。


 ドリンクはビールを注文。おつまみはナッツをいただきました。

 続いて機内食。

 メインはシーフードヌードルをいただきました。量だけ多くて、味は今一つでした。

 朝食はトーストとフルーツ、ヨーグルトで軽めに。

 気が付いたら日本が近づいていました。機長のアナウンスによると、外は寒そうです。VisitJapanアプリをダウンロードしておいたので、降機後入国まで20分とかかりませんでしたが、荷物が出てくるまでにかなり時間がかかってしまいました。電子化による入国・検疫の時間短縮効果は享受できませんでした。

 朝の時間なので、成田空港からは都心に行く列車の本数もあまりありません。モーニングライナーを利用しましたが、スカイライナーと比べて時間もかかってしまいます。この日は昼からの予定が入っていたので、とにかく急ぎ帰宅しました。


 ワンワールド世界一周記はこれでゴールですが、次回(明日)からは今回の旅行を振り返って3回シリーズで決算報告等を行います。第一回目は、獲得したマイルとフライオンポイント(FOP)です。JGC入会を目指して修行を計画している方、ぜひ参考にしてください。


これまでかかった費用(一時帰国費用を除く)    
 332,335円
 ウーバー(ホテル→空港、チップ込)5,630ルピー(2,112円)

 KFCでのランチ 1000ルピー(375円)
 モーニングライナー(成田空港→日暮里) 1,500円
 JR山手線(日暮里→池袋)170円
 
累計費用  336,492円


航空運賃
   航空券       656,300円
   諸税・サーチャージ 138,230円
   合計        794,530円


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