お花見好きにお勧め:日本のハナミズキの起源「江古田の森公園」
中野区にある(練馬区にも接しています)江古田(えごた)の森公園に行ってきました。
ちなみに、江古田は中野区では「えごた」と読みます。練馬区では「えこだ」と発音し、西武池袋線の江古田駅も「えこだ」ですが、最寄り駅である都営大江戸線の新江古田駅は中野区にあり「しんえごた」になります。「えこだ」と「えごた」の違いについては以前に投稿しているので、ご参照ください。
公園には、中野駅からも直行バスが出ています。
江古田の森公園は、旧北江古田公園が区域と名称を変更し2007年に開園したものです。旧国立療養所中野病院跡地の豊かな既存樹林を生かした区立公園で、防災公園にもなっています。
この公園の名物はハナミズキです。1912年に当時の尾崎行雄東京市長が、アメリカに3,000本の桜の苗木を送りましたが(今ではワシントンのポトマックの河畔を彩る桜として全米一の桜の名所になっています)、この返礼としてアメリカハナミズキが届けられ、江古田の森公園にかつてあった「野方苗圃」に植えられました。これが日本におけるハナミズキの起源とされています。
その原木の子孫の苗木が都立園芸高校から寄贈され、公園内のハナミズキの丘に植えられています。
公園全体に、樹木がこんもりと茂っており、夏には涼めそうです。池もあり、清涼感を誘います。
桜(ソメイヨシノ)もありましたが、残念ながらもう完全に散ってしまっていました。これからの時期はハナミズキの見頃になるので、「花見好き」の方には文字通りお勧めの公園です。
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