今から14年前の2009年に中国福建省にある厦門（アモイ）を旅行しました。先日、自宅の引き出しを整理していたら貴重な写真が出てきました。

　厦門といえば、戦前から列強の租界があった影響で、コロンス島には洋風な風情ある街並みが残り、観光風致地区として保存されています。旧日本領事館の建物もありました。台湾が実効支配している金門島も間近に見られ、とても両岸対立の最前線とは思えないのどかな雰囲気にありました。

　新市街は残念ながらこうした風情はありませんでしたが、繁華街（中山路）を散歩していたら黒山の人だかりを発見。何かと思って近寄って行ったら、びっくりするくらいのノッポさんがいました（身長な裕に220cmは超えていそうでした）。この日はバレンタインデーだったこともあり、婚礼写真館の客寄せゲストとして来ていたようです。一緒に並んで写っている女の子はともかく、近くにいる成人と比べても彼の大きさがわかります。すらっとしているので、元バレーかバスケットの選手だったのでしょうか？。

　本人はおそらくモデルやイベントキャストを生業としているのでいいのでしょうけど、こうした身体的特徴で人間を見せ物にするのはいかがかなと思いましたが・・・。

　中国では、1990年代前半に身長229cmの元バスケット選手の穆 鉄柱さん（その後NBAでスターになった姚明さんとは異なり、背が高いだけで動きは緩慢だった記憶がありますが、跳ばずにダンクシュートができ、中国の国内リーグで1試合で81点とったことのある伝説の選手でした）に遭遇したことがあります。同じ飛行機に乗り合わせたのですが、座席に座っていてオーバーヘッドコンパートメントに頭が着きそうだったのを覚えています。狭い機内でとても窮屈そうで、お気の毒でした。

　ちなみに、やはり30年くらい前に東京・大手町でも、穆 鉄柱さんと同時代に活躍した元日本代表で身長230cmの岡山 恭崇さんを見かけたことがあります。

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