小江戸川越城下巡り(中):童謡「とおりゃんせ」の発祥地を訪ねる
川越街道を、板橋から川越まで旅してきましたが、折角なので小江戸川越城下を巡ってきました。今回はその第二話です。
前回に続き、小江戸名所めぐりバスを利用しました。
喜多院の山門の前にある日枝神社です。創建は860年(貞観2年)といわれています。東京赤坂の日枝神社(旧官幣大社)は、1478年(文明10年)に太田道灌が江戸城を築城した際にこの川越日枝神社から分祀したものです。川越の方が本家になります。
喜多院の北側には、山村学園発祥の碑と成田山別院があります。
ここからバスに乗り、博物館前で降りると、川越市立博物館と美術館があります。
道路を隔てて、川越城本丸御殿があります。レンタル和服が流行しているようで、ここにもいらっしゃいました。
その横にあるのが三芳野神社です。ここは、江戸時代にできた童謡「とおりゃんせ」の舞台とされています。川越城の中にあるため、一般庶民は気軽に参拝できず、できても参拝時間も限られ、見張りも付けらていたそうです。特に他国の密偵が城内に紛れ込むことを防ぐため見張りが厳しく監視したと言われています。これが「行きはよいよい帰りはこわい」の由来となっているそうです。歌詞は結構内容が深いです。
御用もないのに天神様の細道を通していただきました。
叱られてしまいそうなので、一応参拝していきました。
再びバスに乗って、川越氷川神社へ。
続いて、川越のシンボル的「時の鐘」にも寄ってきました。
「時の鐘」をくぐると、薬師神社があります。
中から見ると、こんな感じです。
(ご参考)バスの路線図と時刻表です。
バスチケットの買い方は、前回の記事をご参照ください。
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