あちこち旅日記

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故国に帰れないミャンマー人が集う街・高田馬場:日本の中の外国⑤

 今回は日本の中の外国シリーズの第5回目として、日本における最大のミャンマー人コミュニティがある「リトルヤンゴン」こと高田馬場を紹介します。


 コロナ禍は収束しても、ミャンマーでは軍による事実上のクーデター以降、継続的に反軍政デモが各地で行われ、実弾使用による死傷者も発生していること、から本邦外務省は旧首都ヤンゴン、現首都ネーピドー、観光地マンダレー等大半の地域に対して「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」を発しています。当面はミャンマーに渡航することは難しそうです。


 こうした中、日本で暮らすミャンマー人も多くいます。日本の法務省の在留外国人統計によると、2022年6月末時点で在日ミャンマー人は約48,000人、都道府県別では東京が約12,000人となっています。特に高田馬場周辺には約1000人ほどのミャンマー人が住んでいると言われ、「リトルヤンゴン」と呼ばれています。ミャンマー人経営のレストランや雑貨・衣料品店、食材屋、美容院などが20店舗ほどあるそうです。


 高田馬場の駅前、早稲田通りを渡ったJRと西武線の線路の間の一画に建つ雑居ビル「タックイレブン高田馬場」が、リトルヤンゴンの中心地です。入り口がゴミ集積場になっているのは少し引いてしまいますが、アジアの混沌を象徴しているようで、風情もあります。

 「タックイレブン高田馬場」にはミャンマー料理店や食材店が多く入っています。


 1Fにあるミャンマー料理店「ノングレイ」は「孤独のグルメ」にも登場した有名店です。

 メニューが貼ってありました。

  4階には食材店が入っています。

 「タックイレブン高田馬場」の隣にもミャンマーレストランやカラオケバーがあります。

 西武新宿線の東側の通りも、かつて「ミャンマー通り」と呼ばれていたそうです。一番大きな柳家ビルにはミャンマー料理店「ミンガラバー」があります。

 「ミンガラバー」はミャンマー語で「こんにちは」の意味だそうです。

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