脱線事故もあったプユマ号恐怖の乗車体験:この年末おすすめの台湾(その9)
以下の記事は、台湾がまだ外国人観光客に隔離義務を課していた9月5日に投稿したものを、10月13日に隔離義務が撤廃されたことを受けて、加筆・訂正したものです。
これは2018年末から2019年にかけて行った5泊6日の台湾周遊鉄道の旅の記録です。この年末おすすめの台湾旅行のご参考にしていただければ幸甚です。
いろいろな事情から今は行けない思い出の地がありますよね。入国時に外国人に隔離義務を課している台湾も、香港や中国本土と同様に観光客に門戸をまだ閉ざしています。
(台湾交通部では外国人観光客への国境開放を検討しており、日本人観光客をターゲットに観光促進を検討していると8月25日に現地で報じられています。早く、台湾に行ける日が来ることを期待しています)。
台湾は、陰暦正月を採用しているため、西洋暦の年末年始は通常と変わりません。このため、混雑しておらず、日本の年末年始でも飛行機代はさほど上がりません。18年末から19年の年初にかけていきましたが、日本航空のエコノミークラスなら片道2万円台、空港諸税含めても一人往復6万円くらいで行けました。その時は、台湾一周鉄道の旅に挑戦しました。
花蓮に2泊して新年を迎え、念願の清水断崖を見ることが出来ました。この日はプユマ(普悠瑪)号で台北に向かいます。
民宿のオーナーに車で花蓮駅に送っていただきます。30年ぶりの花蓮でしたが、駅は見違えるくらい近代的になっていました。
この日も、台鉄最新鋭の振り子式電車に乗ります。日本車両製のプユマ(普悠瑪)号です。このプユマ号は、直前に脱線事故を起こしており、本日は事故の現場を通過します。緊張しましたが、実際にひどく揺れて怖かったです。設計ミスが指摘されていますが、台鉄の予算不足で線路の保守が不十分との指摘も日頃から絶えず、事故は複合的な要因で起こったと考えるべきでしょう。
プユマ号がホームに入ってきました。フェースが精悍です。
早速乗り込みます。中は気動車の自強号と比べるとややコンパクトな印象(JRとほぼ同じ)。
シートカバーは台湾のクマもん?風ゆるキャラ。
日本では文字情報のみのディスプレイですが、台湾では大きな画像のディスプレイでした。花蓮行きのままになっているのはご愛嬌。
台北に着いたらホテルに荷物を預かってもらって観光に行きます。ホテルは駅近くのシティーインでした。
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