2021年ドバイ万博訪問記:大阪万博どうするの?
2021年11月、ようやく新型コロナ感染が収まりつつあった中で、ドバイ万博に行ってきました。
ドバイメトロの路線図のリンクを貼っておきました。レッドラインで空港からも直結です。
https://www.dubai-metro.me/wp-content/uploads/2021/10/dubai-metro-map-oct-21.jpg
万博というとホテル激混み、と思われるかもしれませんが、コロナ感染のおかげで空室が目立ち、2年ほど前に出張に行った時よりも値下がりしていました。飛行機は。往復5万円台で出ていたドーハ経由でカタール航空を利用(エコノミークラス)しました。往路はアブダビからUAEに入国。帰路はドバイから出国しました。
UAE入国にはPCR検査で陰性証明が必要なため、神田で受診。夕方には結果を受け取り、箱崎のTCATから出発しました。成田ではJALのラウンジが閉鎖されているということで、代わりに5000円ものバウチャーをいただきました。ただし、大半のお店はクローズしており、ほとんど使い残してしまいました。
アブダビからの入国の話は以前、紹介したので省略。今回は万博の話にフォーカスします。
ドバイ万博の会場は、市内の西の端にありました。万博に合わせてドバイメトロの新線が開業しており、大変便利でした。
入場時にはワクチン接種証明が必要とのことでしたが、自治体発行の証明書を見せたところ、怪訝そうな顔をされながらも通していただけました(結構緩かったです)。ただし、マスク着用規制は厳密に実施されておりました。
正門から入って進みます。
会場の真ん中には、ドームに覆われたイベント会場がありました。会場が広く道に迷いやすいので、わからなくなったらここを目指します。
サウジアラビア館は不思議な建物。どうして倒れないのでしょうか。
コロナ禍のため、または映像技術の発達でバーチャル展示が多く、全体的には物足りない印象でした。こんな中で人気があったのは、日本館がナンバーワン。スマホの位置情報を使った体験型展示が口コミ人気を呼び、最長で2時間待ちでした。人少ないようにみえますが、パラソルの向こうに長蛇の列あり、この時点で90分待ちでした。
スシローも長蛇の列(寿司に飢えていた駐在員が多く詰めかけていたとの説も)。私は、暑かったので、ドイツ館併設のホフブロイハウスでビールをいただきました。
アラブ服の旗手と、派手なラテンの衣装が対照的なカリブの国のパレード。
最後に今回の感想2つ。
①バーチャル展示はやはり面白さに欠けます。技術が進歩することでエンターテイメント性が失われたら、意味がありません。
②会場内は完全キャッシュレスで運営されていました。25年大阪万博では当然世界の注目は日本の技術に集まります。Felicaを発明した国が現金の授受などしていては化石と笑いものになるのは目に見えています。高齢者は?、金融包摂は?、などこだわりを捨て、思い切って現金授受を禁止する社会づくりに大阪万博を利用しないと、ますます日本は取り残されてしまうでしょう。
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