あちこち旅日記

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最近話題の浅草のパワースポットで東京23区で最も低い山:待乳山聖天

 先日浅草に行ってきました。報道等で見ていたので予想していたのですが、浅草寺・雷門前は外国人観光客と人力車の車夫で埋め尽くされ、ご利益を期待する雰囲気ではなくなっていました。その代わりに、浅草寺の支院である待乳山聖天(まつちやましょうてん、正式名「本龍院」)に行ってきました。


 待乳山聖天の建立は595年(推古天皇3年)と伝えられています。待乳は、真土とも書き、かつてこの辺り一帯は泥海だったものの、ここだけが真の土であったことを由来とする説があるようです。


 この待乳山聖天ですが、最近「ご利益最強のお寺」として注目され、メディアなどにたびたび取り上げられるようになっています。真偽のほどは定かではありませんが、徳川家康はこの聖天様の強いご利益を一人占めするために、「聖天様は恐ろしい」というデマを流し、人々を遠ざけたなどの言い伝えもあるそうです。

 待乳山聖天ではお供え物に大根が用いられることが特徴です。大根は清浄で、食べると体内の毒素を中で和してくれる食べ物であることに起因しています。私も大根を買って、お供えをしてきました。

 大根のお供えをすると、帰りに「お下がり」の大根をいただけると聞いていたのですが、残念ながらお供えをしていた間に、お下がり用に置いてあった大根が全て持ち去られてしまっていました(ほんの数分前まではたくさん置いてあったのですが、悲しいことにお供えしてしないとみられるグループが持ち去っていったようです)。

 待乳山は標高10メートルの「東京23区で一番低い山」としても知られています(東京都内で「山」と名が付く場所で、人工的に造成されたのでものはない自然の地形に限ります)。足の悪い方のためでしょうか、それとも登るのが面倒な方への過剰サービスなのでしょうか、寺院の東側にある駐車場から本堂までケーブルカー「さくらレール」が設置されています。途中、寺務所に「途中駅」があります。
 
 本来ならば、歩いて登ぼり下りべきでしょうけど・・。折角なので、乗って下山しました。


 朝7:00~午後4:30までの運行です。



 あまり東側の駐車場を利用する方は少ないようなので、気がつきにくいかもしれません。話のタネにぜひ乗ってみてください。

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