あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

現代と歴史が併存するカサ・ボイジャー駅:2022年世界一周記(その9)


 カサブランカ空港に到着しました。無事入国できましたが、「世界三大ウ〇イ国」と聞いていたので、緊張が走ります。また、モロッコはフランス語圏で、アラビア語、フランス語しか通じず、英語はほとんど通じないとの情報もあり。言葉の面でも心配でした。

 まずは、空港のATMでキャッシュを入手しました。あとでカード利用明細を見たら400ディルハムをキャッシングして5,330円に金利が113円ついて5,443円の請求がありました。ATMを操作していたら、ATM利用料が30ディルハムかかると表示されましたが、請求はありませんでした。ガイドブックやブログ記事を見ると、「A銀行を除いてモロッコではATMを利用するときには利用料がかかるの
で、A銀行のATMを使うべし」旨の記載がありますが、これは必ずしも事実ではなさそうです。私は、国外のATMを使ってクレジットカードのキャッシングでATM利用料をとられたことはこれまで一度もありません(日本の銀行=カードのイシュアが一旦負担し、日本でのATM利用料として110~220円課しているようですが、一部のカード会社ではATM利用料は徴収していない模様です)。


 後日、海外旅行時の外貨の調達問題はまとめて報告したいと思いますが、外貨両替はクレジットカードによるキャッシング一択」というのがこれまでの経験で得た結論です。もっとも、カサブランカ滞在中は、全ての支払いがカードでできたので、現金は不要でした(使い残すのもは非効率なので、出来る限り使い切るようにはしましたが・・・)


 さて、空港からは市内まで空港鉄道を利用します。空港鉄道は到着ホールの地下にあり、アクセスは大変わかりやすいです。出札口では、カード払い可で、駅員さんは英語が話せました。

 市内までは30分程度で到着します。ただし、列車は1時間に1本しかないので注意してください。

 ホームに列車が入ってきました。

 車両はジャカルタほどは新しく綺麗ではありませんが、まずまず清潔で、広々としていました。欧州の列車をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。料金は2等車で50ディルハム(約681円)でした。帰路は1等車を利用しました(70ディルハム=約953円、キャッシュ払い)。

 列車は、郊外の駅を経由して、中心部繁華街のカサ・ポートが終着となっています。私はその一つ手前のカサ・ボイジャーで下車しました。現在の駅舎は近代的なものになっており、多くのレストランやショップが入っています。

 しかし、数年前まで使われていた古い駅舎も保存されており、旅情を誘います。この写真の右側に写っているのが、この日の宿Ibis カサ・ボイジャーです。


 午前中の到着でしたが、チェックインさせていただきました。宿泊代は朝食込み582.7ディルハム(8,076円)と場所を考えたら格安。

 ロビーの光景。フロントは英語が通じ、親切でしたが・・・。

 部屋は最小限のものだけという感じ。部屋に電気ポットもアメニティもなく困りました。ビジネスセンターがあるとのことでしたが、発見できず。コスパという点では、同じアコー系でもジャカルタのオール・シーズンズに軍配が上がります

 翌日は朝10:00が飛行機の搭乗時間なので、8時頃の列車で空港に向かわないといけません。荷物を置いたら、早速カサブランカ観光に繰り出します。



ここまでにかかった費用
空港鉄道  50ディルハム(681円)
ホテル 582.7ディルハム(8,076円)
合計  8,757円


前回までの累計 18,363円
ここまでの累計 27,120円


あちこち旅日記 - にほんブログ村


 参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。

×

非ログインユーザーとして返信する