青梅街道宿場巡り⑪:青梅街道最後の宿場・小原宿(山梨県山梨市)
青梅街道宿場巡り第11回目は、江戸からみて最後の宿場である小原宿です。他の青梅街道の宿場と同様に、本陣や旅籠、高札場や道標などの宿場の名残を示すものはほとんど残っていません。
宿場は現在の行政区画で山梨市小原西地区にあった模様です。
最寄り駅は、中央本線東山梨駅になります。無人駅のため、情報を聞くことができません。
付近には、古民家跡がありませんが、保存状態が良くなく、ほとんど廃屋状態です。
歴史のありそうな寺院もあります。浄土真宗大谷派の西願寺。
こちらは浄土真宗でも本願寺派の法蔵寺
側溝の水まで澄んでいます。
小原西地区に入りました。古民家が多くみられます。
小原西の四差路交差点。ここが宿場の中心だったようです。
青梅街道沿いにある飯島楼。愛知県の明治村に移築された藤村式建築の旧東山梨郡役所と道をへだててほぼ対面するように建っており、料亭旅館として利用されていました。
門が閉ざされており、中が見えなかったので、山梨市ホームページに出ていた写真を紹介します。
(出所)山梨市ホームページ
山梨市駅の方に進みます。ぶどう農園もみられます。
このまま歩いて山梨市駅についてしまいました。小さな町としてはとても立派な駅ですが、この建設費や維持費が料金に跳ね返ってきているかと思うと、複雑な気分です。
次回は青梅街道の終点です。9月21日の投稿を予定しています。
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