東海道宿場巡り⑰:東海道11番目の宿場・三島宿
今回は、東海道11番目の宿場町・三島宿の報告です。広重の浮世絵に出てくる三島宿・朝霧は前回報告した三島大社周辺を描いたものと思われます。
旧東海道は三島大社の大鳥居のすぐ南を走っています。三島宿の東の端(江戸見附)は大場川にかかる新町橋付近にあったとされています。付近は今では富士山の絶好のニューポイントになっています。残念ながら、この季節では富士の白雪が見えないため、三島市役所のホームページに出ていた写真を拝借しました。
(出所)三島市役所ホームページ
三島神社を西に進むと、賑やかな市街地になります。
この付近が当時の宿場の中心になります。樋口本陣や
世古本陣がありました。
火伏せの神として広く信仰され、全国に点在する秋葉大権現。静岡県でも遠州に多いそうようですが、三島にもありました。
三石神社。創建年代は不詳ですが、1761年(宝暦11年)造営の棟札が残っており、それ以前の建立されていたとみられます。現在の本殿は1994年(平成6年)に造営されたもので、境内には「時の鐘」があります。寛永年間(1624~44年)に鋳造され、現在の時の鐘は1950年(昭和25年)に再建したものです。
1856年(安政2年)創業の老舗・うなぎの桜家。江戸末期より旅人を見守り、旅人に愛されてきました。
この先で伊豆箱根鉄道を横切ります。踏切横には三島広小路駅があります。
この日は寄れませんでしたが、三島市と駿東郡清水町の境、境川に架かる鉄筋コンクリート構造の水路橋である千貫樋付近に上方見附(宿場の西端)があったとみられています。
(出所)Wikipedia
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