諏訪湖まで半日トンボ帰りの旅:時間とお金の無駄使いでもなかった
このたび、東京から長野県の諏訪湖まで朝8時発、午後2時40分帰着の実質半日トンボ帰りの旅をしてきました。
そもそものきっかけは、クラブツーリズムの1泊2日のバスツアー「よくばり、びっくり下呂温泉」に参加したことでした。当初8月に家内と2人で申し込んでいたのですが、息子が予定より早く帰省で帰ってくることになり、予定を変更。また、家内が体調がすぐれないというので、私1人で申し込みに変更していました(一人でも申込可能でした)。
バスツアーの旅程は以下の通りです(下線部は今回特に楽しみにしていた初訪問地や名物料理)
(1日目)
都内8:00発→(中央高速経由)→妻籠宿→下呂温泉泊(夕食はカニ足・寿司食べ放題+郷土料理「鶏ちゃん」)
(2日目)
下呂温泉→飛騨高山→高山ブランド米を使用した飛騨牛朴葉味噌膳の昼食→平湯(休憩・足湯も利用可)→飛騨牛巻き寿司の軽夕食→都内(18:40~)
ホテルは温泉つき。食事も夕朝昼に加えて初日昼と2日目の夕食にお弁当と至れり尽くせりでこれで23,900円と超がつくコスパの良さでした。
私は第一集合の場所の大泉学園から参加。これだと最終集合場所(調布駅)の集合時間よりも1時間前の07:00に集合で、解散も1時間遅くなりますが、さほど苦になりません。
バスはレオのマークの西武バスさんでした。
途中、大月の少し手前にある談合坂サービスエリア(SA)で休憩します。このSAは中央高速で一番好きです。
トリックアートも目を引きます。
この「すた丼」よく利用します。
しかし、順調なのはここまででした。談合坂SAを出発してしばらくすると、Lineに家内からメッセージが入っていました。「すぐに帰ってきて」とのことです。
急に言われても、状況すら把握できません。そもそも、高速道路を運行中のバスの乗客にはどうしようもできません。幸いなことに、この日渋滞がほとんどなく、1時間ほどで二度目の休憩タイムがあるとのこと(これがなければ、バスを降りられるのはかなり遅れ、帰宅は早くても深夜でした)。諏訪湖SAでバスが停車した時に、電話をしてみましたが反応がありません。嫌な予感が走ります。
すぐさま、添乗員さんに事情を伝えて、離脱し帰宅することにします。ただ、荷物をバスの荷物室に入れたままで出せません。ドライバーさんが携帯電話を運転席に置いたままトイレに行ってしまった模様で、場内に大きな声でアナウンスしていただき、探してもらいます。
やっとのことで荷物を回収したのですが、ここからの帰路が大変です。SAのコンシェルジェのお姉さんに相談すると、このSAには高速バスは停車しないとのこと。最善の方法は、SAのすぐ外にある駐車スベースまで市内からタクシーを呼び、そこから諏訪湖の対岸にある上諏訪駅まで行き、JRの特急に乗車する方法を教えていただきました。
タクシーがくるまで15分、駅まで約20分かかり、特急あずさにわずかに間に合わず、さらに駅で1時間待つ羽目になってしまいました。それでも12:33上諏訪発、14:40頃新宿着の列車に乗ることができました。
するとようやく電話が通じ、脱水症状で身動きがとれず、かかるつけのお医者さんにも往診断られて困っているとのこと。朝出発する時は、問題なさそうだったのに・・・。とりあえず、命に問題ないことが確認できたので一安心。駅にある足湯の写真をとってきました。
特急あずさが入着してきました。
席もとることができました。
少し落ち着いたので、昼のお弁当をいただきます。コスパ最高どころか、とても高くついてしまった山菜きのこの炊き込み弁当をじっくり味わいます。
温泉が・・、カニ食べ放題が・・、寿司食べ放題が・・、飛騨牛が・・・、と思うと無念ですが、無事に済んだのが何よりでした。
今回の発見は諏訪湖のまわりも結構見どころがありそうということでした。リベンジに近いうちに再挑戦したいです。
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