小さいけど施設充実の広島空港:広島の旅(最終回⑮)
広島の旅最終回は、広島空港の報告です。
行きに広島空港に到着した際の印象は、とにかく「小さい」。今まで出張でしか利用したことがなかったので、空港の様子をよく観察したことはありませんでしたが、改めてよくみると、国内線のゲートが4つしかありません。フライト便数は1日当たり20便程度ですが、典型的な日本の地方空港というイメージです。
広島県の人口は全国12位で人口は約280万人。政令指定都市である広島市(人口約120万人)を抱えます。これよりもやや小さいのは同14位(約230万人)で政令指定都市である仙台市(110万人)のある宮城県ですが、仙台空港の利用者数が355万人であるのに、広島空港は269万人しかありません(利用者数は国内線・国際線合計で2023年時点)。広島空港は大阪線、仙台空港は羽田線がないという事情を考慮しても、ほぼ条件は近いものがあります。
一つの原因が空港アクセスの悪さです。1993年の現在の広島空港開港が開港までは広島市西区にある現広島西空港から定期便が出ていましたが、同年に廃港となり、現在はヘリポートの機能のみが残されています。
現在の空港は広島市中心部から東方50㎞離れた不便な場所にあります。このため、東京までの所要時間は新幹線と大差ありません。また2012年に民間にも開放された岩国錦帯橋空港までの距離が約40㎞と近く、こちらを利用する方も少なくないようです。
一方、県内東部の都市へのアクセスは旧空港よりも便利になっています。この日の帰路は、西条駅からリムジンバスを使ってアクセスしました。行きは最寄り駅の白市まで路線バスを利用しましたが(所要時間15分)、帰路は西条から高速リムジンバスからのアクセス(同23分)でした。
空港は小さいですが、お土産物屋さんは充実しています。冷凍品(お好み焼きなど)はここで購入するのが便利です。
西条の酒まつりの宣伝をしていました(10月12,13日が開催日でした、投稿時点で終了しています。申し訳ございません)
ゆるきゃらの「のん太」です。
マツダ車の展示スペース。この日はスポーツカーの「ロードスター」が展示されていました。
フライトシミュレーターもある「おしごとミュージアム」
プレミアム/ゴールドカードで利用できるラウンジもあります(今回は利用せず)。
展望デッキからは飛行機の離発着が見えます。帰りに乗る予定のJAL機(B767)が丁度到着しました。
飲食店も充実しています。お好み焼きの有名店「みっちゃん」も入っています。
保安検査を済ませて、サクララウンジへ。
出張族が多く、ほとんどの方は、PCデスクを利用。
ソファを利用している方はあまりいません。
私は当然ビールをいただいてきて、ソファーで・・・
最後はビール三昧で締めました。
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