わ鉄名物のトロッコ列車:北関東鉄道の旅④
大間々駅からはわたらせ渓谷鉄道名物のトロッコ列車に乗車しました。
トロッコ列車には、桐生始発で1両編成の「わっしー号」と大間々始発で4両編成の「わたらせ渓谷号」がありますが、今回は後者の方に乗車しました。旅行会社の企画ツアーなどの団体客もこちらを利用しているようです。
列車は定員制で、有人駅またはネットで予約ができます。「わっしー号」は座席数が少ないので予約がとりにくいのですが、「わたらせ渓谷号」は比較的予約が容易にとれます。乗車券(1日乗り放題券1880円がお得です)のほかに、整理券(520円)が必要になります。
4両編成の車両は1、4号車が窓ガラス付きに普通車輛、2~3号車が窓ガラスなしのトロッコ車両です。ディーゼル機関車がけん引する客車です。この日は、どちらの車両も空いていたのですが、雨の予報が出ていたことや気温が下がる可能性を考えて、窓ガラス付きの普通車輛にしました(実際に寒くて、トロッコ車両より移ってきた方も多数いらっしゃいました)。
なお、トロッコ車両では整理券を入手していても大間々駅で先着順で座席指定が必要です。
「わたらせ渓谷号」用の特別ホームより乗車します。
ホームが短く、全ての乗客は最後尾の4号車から乗車します。3号車はホームから外れています。
テーブル付きの座席では駅弁も食べられるように配慮されています(ツアーは駅弁つきのようでした)。
自動販売機もあります。
2号車の天井には電飾がついています。
1号車は古いJRお下がりの気動車です。勧められた通り、進行方向に向かって右側に座ります(渡良瀬川の渓谷が見れます)。
2号車はその後混んできましたが・・・。
1号車(全て自由席)はガラガラです。なお、上りの「わたらせ渓谷号」ではトロッコ車両も全て自由席になります。ツアー客は帰りはバスに乗るので、上り列車の方がとりやすいようです。
発車後、しばらくは渡良瀬川に沿って進みます。
途中から渡良瀬川は左側になります。
途中駅の神戸ではお弁当を積み直します。窓から手をふると昔なつかしい駅弁売りのような売り子さんが来てくれます。ステーキ弁当が有名ですが、途中から積み込むものはおでんや唐揚げ、フライドポテトなどの軽食だけです。小腹が空いたので、唐揚げをいただきました。
車内にもワゴン車が回ってきてくれます。
トンネルが多くなってくると、電飾が活躍します。
折り返し上りの「わっしー号」とすれ違いました。上りは空いているようです。
渓谷は左になりました。
足尾駅に到着しました。先頭のディーゼル機関車がやっと見れました。
駅のホームを横断して出口に向かいますが、客車が邪魔して渡れません。
ようやく動いてくれました。
足尾駅周辺は足尾銅山を経営していた古河機械金属の迎賓館や役職員の社宅があった街でした。旧足尾町は2006年(平成18年)に(旧)日光市などと合併して(新)日光市の一部になっています。次回は足尾駅周辺を報告します。11月16日の投稿を予定しています。
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