あちこち旅日記

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世界で最もクールな街に2度選ばれた下北沢:2019年2位、2022年7位

百代の過客

 引き続きTime Out誌による「世界で最もクールな街」に過去ランキングインした街巡りを続けます。今回は2019年に50都市中2位、2022年にも51都市中7位にランクインした下北沢です。


 下北沢が評価されている点としては、「渋谷や新宿など都心の近隣地区と比べて商業開発が進んでおらず、流行に敏感な雰囲気や、アンダーグラウンドな格好良さを持つカウンターカルチャーのレガシー、多くのストリートクレド(街の若者たちからの信頼)であふれている」としています。


 下北沢は、小田急線と京王井の頭線が交差する街で、雑然とした密集地でしたが、2004年以来東北沢~世田谷代田間の1.7㎞および両駅と下北沢駅の地下化を進め、2013年に工事が完了し、現在は路線の跡地の再開発を進めています。しかし、まだ工事は進んでおらず、このような空き地がたくさん残っています。

 下北沢はかつては、演劇専用の民営劇場である本多劇場に代表される「演劇の街」として、前衛的なイメージが似合う場所でした。客席数386席の劇場は、1982年(昭和57年)に開場したもので、当時は昭和レトロ感が漂っていました。以前に下北沢に行ったのは、地下化工事が始まる前でしたが、当時の記憶がとんでしまい、「こんなところだったかな」という感想でした。

 駅の南東側の井の頭線の高架下は、こぎれいな飲食店が多く集まっています。

 駅の南西側はまだ昔の雑然とした街並みが残っています。南東側の雰囲気とは随分違っています。

 古着店がまだ多数残っています。

 孤独のグルメにも登場した広島風お好み焼きHirokiです。こちらは以前の投稿をご参照ください。

下北沢の広島風お好み焼きHiroki:孤独のグルメ聖地訪問 - あちこち旅日記

 同じビルにはインド料理やトルコ料理のお店が入っています。「バイキン?」。おそらく窓に「バイキング」とラッピングしていて「グ」と書いた窓が開いていたと推察されます。

 これに小田急線跡地の再開発が進めば、街はさらに大きく変わっていくかもしれません。


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