ユーラシア大陸最西端ロカ岬と世界遺産シントラのカフェ巡り:2022年世界一周記(その18)
シントラヴィラで王宮を見た後は、シントラ駅を経由してユーラシア大陸最西端の地であるロカ岬を訪ねます。
ロカ岬にある碑です
シントラの駅からは403番のバスでカスカイス行きに乗ります。30~60分おきに出ていて約40分でロカ岬に到着します。
途中、道路と平行して走っている線路があります。これは線路幅1000mmの軽便鉄道で、シントラと大西洋岸の町マサス海岸を結んでいる観光路線です。本数も少なく、便利とはいえませんが、団体ツアーでは、ロカ岬とこの鉄道を組み込んでいるものもあるようです。
この日は、列車を見ることができませんでしたが、お時間ある方はぜひ行ってみてください。始発は、シントラの駅を出て、リスボン方向に戻り、商店街を抜けたところにあります。
ロカ岬には、ユーラシア大陸最西端の碑のほか、灯台、ビジターセンター、カフェなどの施設があります。途中おなかが痛くなり、結構危ない状態になってしまい、ビジターセンターにトイレがあって助かりました。ただし、トイレに入るにはゲートがあり、50セントのコインが必要です。ポケットを探したら、ぎりぎり丁度コインがありました。キャッシュオンリーの場所もあるので、まだ小さいコインが必要なシーンはあります。
ビジターセンターでは訪問証明書も発行してもらえるとのことですが。興味ないため、スルー。
日帰りの方の多くはここからはカスカイスにそのまま抜け、カスカイスから電車でリスボン(カイス・ド・ソドレ)に行くモデルコースをたどるようですが、私はシントラに戻ります。
ここは夕暮れ時がよいとされていますが、ポルトガルは日の入りの時間が結構遅く、夕暮れ時にはバスがなくなっている可能性があるので、日の入りが遅いに夏場は特に注意が必要です。
夕方だと本数が少なくなり、次のバスまでかなり時間があったので、カフェで一休みします。コーラの小ボトル(350mlサイズ)で2.5ユーロと観光地価格でした。行きのバスは観光客がほとんどでしたが、帰りのバスは下校途上の中学生で満員となっていました。
シントラに戻ったら、夕食には少し早いので駅前カフェをはしごしながら、夕方の時間をまったり過ごします。
宿泊先の隣のカフェで、タラのコロッケをつまみに、ビールで晩酌(2.7ユーロ)。店員さんもカタコト日本語で愛想のいいお兄さんでした。
その隣のカフェではジャンボサイズのエッグタルト(2.0ユーロ、普通サイズで1.0ユーロ)をいただきます。香港やマカオでもエッグタルトはポピュラーですが、クッキー状の生地にカスタードクリームが乗ったようなものが多かった記憶があります。ポルトガルの正統派エッグタルト(パステル・デ・ナタ)はサクサクのパイ生地に、生プリンが乗っていて、とても美味でした。今までタルトだと思っていたのは何だったのでしょうか。
アイスコーヒーとジャンボサイズのペットボトル水も購入して、タルトと合計で5.0ユーロでした。
これだけ食べたら、不覚にも夕食を食べられないくらいおなか一杯になってしまいました。中華料理のお店には結局行けなかったので、おわびにリンクをつけておきます(悪い口コミもありますが、中国人団体客もおらず、外からはテラス席もある感じのよい店には見えました)。トリップアドバイザーの写真と少し違っていたので、ひょっとしたら経営が変わったのかもしれません。ご存知の方いらしたら教えて下さい。
今回かかった費用
ロカ岬のカフェ(コーラ) 2.5ユーロ(368円)
トイレ入場料 0.5ユーロ(73円)
ビールとタラのコロッケ 2.7ユーロ(397円)
タルトとアイスコーヒー、水 5.0ユーロ(735円)
合計 1,573円
これまでの累計額 56,161円
ここまでの累計額 57,734円
参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。