新年の御徒町と浅草・鳥越のおかず横丁
昨日、御徒町から浅草・鳥越のおかず横丁まで散歩してきました。
いつもの週末と比べてまだ人通りは閑散としています。
山手線の高架下は雑然としていて国際色豊かです。いつもは賑わっていますが、この日は静かでした。
高架下にはこんなおしゃれなお店が出来ていました。
駅の東側・昭和通りを過ぎると、陶磁器や美術品のお店があり、外国人客で賑わっていました。
おかず横丁に着きました。
おかず横丁とは鳥越本通りにある長さ230mほどの商店街の通称です。正式名称は鳥越本通り商盛会です。
この地域は、戦時中の空襲の被害を受けず、大正から昭和初期の街並みが残っています。戦後、町工場が多く増え、主婦たちが工場で働くようになると、家事が大変なことから総菜を買って帰る人々が増え、この名称がつけられたといわれています。
しかし、その後町工場がどんどん姿を消していくにつれ、おかず横丁の店舗も年々少なくなっていきました。最盛期には100を数えた店舗数も今では30弱になってしまっています。華やかに見えるレンガ舗装の道のみが往時の繁栄を伝えています。
年末はぎりぎり大晦日まで開けていたお店もあったようですが、正月休みは長めにとっているようで、1月4日の時点ではまだ大半のお店が閉まってままでした。
人通りもあまりありません。
唯一、昼飲みできるお店が一軒開いていました。
開いていた数少ないお店です。
孤独のグルメにも登場した居酒屋「まめぞ」
下町の原風景が見られる街ということで、外国人の間でも口コミで人気になっているようです。民泊も何軒かありました。
週1回(毎週土曜日)しか営業しない焼豚の有名店「松屋」。この日閉まっていたので、11日が初売りなのでしょうか。
当初「おかず横丁」の名前から、夕食のおかずをと思っていましたが、完全に期待が外れてしまいました。また、改めて賑わいのありそうな時間に行ってみたいと思います。
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