リスボン名物ケーブルカー:2022年世界一周記(その19)
シントラの世界遺産とロカ岬を巡った2泊で実質1日の観光を終え、翌朝の電車でリスボンに戻ります。朝7:00頃の出発ですが、宿の人は誰もいません。仕方ないのでフロントに鍵を置いて駅に向かいます。
駅では、カフェがオープンしていましたが、朝食はリスボンに戻ってからと思い、列車に乗ります。
もう列車は来ていました。行きはオリエンテ発の列車で来ましたが、この日は中心部に近いロシオ行きに乗ります。
列車のドアは押しボタンで開けます。
始発なのでガラガラでしたが、通勤時間帯のために最後は立ち席まで出る混雑でした。観光地は大半がノーマスクでしたが、通勤客の1~2割はマスクをしていました(滞在中マスク姿を見たのはこの時だけでした)。
列車の中の広告。期間限定の観光列車のようです。
約40分でロシオ駅に到着。
改札を出たところとにコインロッカーがあったので荷物を置いて観光します。料金はサイズによりけりですが、丁度のコインが必要です(おつりは要らないといことには出来ないようです)。小サイズ1.5ユーロでも入りましたが、50セントがなかったため、2.0ユーロの中サイズにしました。1時間すぎると追加料金がかかり、出す時に精算になります。コインがないと出せなくなるので、なるべく意識しておつりのコインを集めることにしました。日本にあるSUICAの使えるロッカーは本当に便利です。
駅は地下鉄のレスタウドーレス駅に隣接しています。地下道でつながってはいますが、一度外に出て、レスタウドーレス広場に行きます。観光ツアーのバスがたくさん止まっているランドマークにような存在です。Mの印のあるところの階段を下りて、レスタウドーレス駅に入り、1日有効のフリーチケットを買います。
チケットは6.95ユーロ(+チケット代0.50ユーロ)で、地下鉄、ケーブルカー、トラム、バス等市内の全ての乗り物に乗れます。1回券が1.35ユーロなので6回乗ればモトが取れるのでお得です。なお、入国時にもチケットを買い、チャージした残高が残っていましたが、残高が少しでも残っていると、それにフリーチケットの情報を入れることができないので、改めてカードを買う必要があります。また、リスボンに戻ってくる予定があるので、チャージしたチケットと、1日券を両方残しておくことにしました。あとでわからなくなってしまわないように、「1日券」と書いておきました。
レスタウドーレス広場の写真で、バスが止まっている先に、ケーブルカーのグロリア線の乗り場があります。
これに乗り込みます。下の運転席レスタウドーレス広場を見た眺めです。
ケーブルカーは狭い道を上っていきます。壁には名物の落書き。ここまで来ると芸術です。
ケーブルカーのボディも見事。
坂を上ったところに見晴らしのよい公園がありました。本当にリスボンは坂の町です。サンフランシスコと双璧と言っても過言ではありません。
坂の下には海が見えます。この坂を少し下ったところからトラムに乗り、朝食をかねて市場(メルカド)巡りに行きます。
今回かかった費用
コインロッカー基本料金 2.0ユーロ(294円)
市内交通1日券 6.95ユーロ(1,020円)
合計 1,314円
これまでの累計額 57,734円
ここまでの累計額 59,048円
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