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沿線に見どころ多い上信鉄道：穏やかな冬の日に群馬旅②
ガトーフェスタ・ハラダの工場見学の後は、再びJR高崎線・新町駅に戻り、高崎駅に行きます。
高崎からは私鉄のローカル線・上信鉄道に乗り換えます。
この上信鉄道ですが、２両編成の単線運転です。
しかし、沿線にはいろいろと見どころが多く、観光路線として人気です。
上信鉄道が設立されたのは1895年（明治28年）、高崎-下仁田間が全通したのは1897年（明治30年）で、当時は上野（こうづけ）鉄道という名称でした。現存する鉄道会社では東日本最古であり、経営が変わったものの路線が現存しているものとしては、阪堺鉄道（現南海電鉄）、伊予鉄道、川越鉄道（現西武鉄道）に次ぐ4番目の古さです。地元高崎の資本に加え、富岡製糸場の払い下げを受けた関係もあったからか三井財閥も設立にかかわっています。
上信電気鉄道に社名が変更されたのは1921年（大正10年）で、下仁田から佐久鉄道（現JR小海線）羽黒下駅で延伸する計画が立てられたことが影響しています。しかし、世界恐慌のために計画がとん挫してしまいました。
この日は、1日フリーパスを購入し、途中下車し観光名所に寄りながら下仁田を目指しました。1日フリーパスの料金は2260円で、丁度高崎－下仁田の単純往復運賃となります。途中下車しながら下仁田まで行く時には利用価値大です。富岡製糸場だけでしたら2200円と、富岡製糸場の入場料（大人1000円）と最寄り駅の上州富岡までの往復運賃（1620円）が込みとなった割引券がかなりお得です。
車内には、絵手紙が飾ってあって、手作り感があふれています。
また、夕刻以降や平日の通勤時間帯を除く時間邸では、無料で自転車を持ち込めるなどサイクリストに優しい鉄道です。
「サイクルトレイン」運行!! | 上信電鉄株式会社
いくつかの駅では、観光客向けにレンタルサイクルがあり、しかも無料で利用できます。この日は、まず上州福島で下車しました。運よく1台だけ残っていたので、自転車を借りました。
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