リスボンの世界遺産巡り:2022年世界一周記(その21)
リベイラ市場でランチの後は、世界遺産が集まる西部のベレン地区に向かいます。まずは、ジェロニモス修道院です。ここは、16世紀初頭にマヌエル1世がエンリケ航海王子(注)とヴァスコ・ダ・ガマの偉業を称えて建設に着手したと言われています。
(注)エンリケ航海王子は、14世紀にアヴィス朝を創設したジョアン1世の息子で、大航海時代に冒険家のパトロンとして新大陸発見に大きな貢献をした人物です。
建物の左側は、平日にもかかわらずものすごい行列になっていました。並んでいては、ホテルのチェックイン時間が遅くなってしまいます。リスボンにはまた戻って来る予定があるので、今回は外観を見るだけにしておきます。
次に、近くにあるベレンの塔で、ここも世界遺産です。やはりマヌエル1世が建てたと言われています。河口を守る要塞であり、税関や灯台としての機能を持っていました。
近くにはタイルを売る露店が出ていました。きれいな土産用が売られていました。
発見のモニュメント。こちらは西側から見たものです。裏側は東側で日本で布教活動を行ったフランシスコ・ザビエルがいます。日本は1491年に「発見」されたことになっているそうです。
そろそろホテルのチェックインとコインロッカーの超過料金が心配になってきたので、戻ります。まずは、15Eの市電でカレス・ド・ソドレ駅に、そこからグリーンラインで地下鉄ロシオ駅へ。そこからそこから歩いて郊外列車のロシオ駅に行きます。ロシオ駅は地下鉄と郊外列車の駅が離れていて、郊外列車のロシオ駅は地下鉄ブルーラインのレスタウラトーレス駅の方が乗り換えが便利です。グリーンラインのロシオ駅からはやや遠く、少し道に迷ってしまいました。心配だったコインロッカーの追加料金は5ユーロでした。1ユーロのコイン5枚は何とかありました(丁度のコインが無ければ荷物を出せないところでした)。
荷物をピックアップしたら、空港に向かいます。空港まではブルーラインでサン・セバスティアンに行き、そこからレッドラインに乗り継ぎます。ベレン地区からは合計で1時間半近くかかってしまいました。
この日は空港近くのホテル・スターインに泊まります。翌朝は6:50の便で出発するので、エアポートホテルを選択しました。
名前の通り、ハリウッドスターをモチーフにしたホテルで、至るところにスターの写真やイラストが飾られています。ロビーにはマリリンモンローやエリザベス・テイラーがいます。
ホテルからは空港まで徒歩で行けます。奥にターミナルビルが見えます。
ロビーのバーでビールを一杯。3ユーロ(ポルトガルはビールが安いです)。
部屋はこんな感じ。ここは、円建てで先払いしていて朝食付き18,275円でしたが、追加で2ユーロの税金がかかりました。
水回りは今までのホテルの中でもベスト。
この日の夜は、行きに地下鉄から郊外列車に乗り換えたオリエンテのショッピングモールに行ってみました。フードコートは選択豊富でしたが、ラム肉の直火焼きをいただきました。ビールとサイド2品(ポテトとほうれん草のペーストを選択)のボリューム満点で12.2ユーロでした。
今回かかった費用
コインロッカー精算 5ユーロ(735円)
ビール(ホテルバー) 3ユーロ(441円)
ホテル 18,275円
ホテル税 2ユーロ(294円)
夕食 12.2ユーロ(1,792円)
合計 22,537円
これまでの累計額 60,966円
ここまでの累計額 83,503円
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