あちこち旅日記

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頼朝の軍議と安産祈願の寺・日蓮宗大巧寺:江ノ島・鎌倉日帰り旅②

 江ノ電で鎌倉駅に着きましたが、JRの西口側に出口があります。目的地の若宮大路はJR東口側にあるので、地下道を通って東口に抜けます。


 東口の駅前広場は昔とあまり変わっていません。

 小町通りの鳥居には、「八幡宮近道」とありますが、これはとんでもないフェイク情報です。鶴岡八幡宮までは若宮大路が並行しており、実測距離はほとんど違いがありません。むしろ、小町通りは多くの観光客で大混雑しており、かなり所要時間がかかります。商店街の策略に乗らないように注意しましょう(食べ歩きが目的の方はその限りにあらず)。

 駅前広場からバスが通る若宮大路に抜けると、鶴岡八幡宮の二の鳥居が見えますが、この日の目的地は八幡宮と反対側(南側)にあります。

 途中、大巧寺(だいぎょうじ)の門前に「源頼朝軍評定旧跡」の碑があったので、気になって寄ってみます。


 大巧寺は日蓮宗の寺院ですが、もともとは大行寺と称した真言宗の寺院で、幕府重臣・梶原景時の屋敷内にありました。この寺で源頼朝が軍議を行い、大勝利を収めたことから大巧寺に改名したとされます。1274年(文永11年)に日蓮宗に改宗し、1320年に現在地に移転しています。


 1532年(天文元年)に五世住職の日棟が難産で亡くなった女人の霊を成仏させたという伝承が生まれ、その後この伝承が広まり、安産祈願に験のある寺として知られるようになりました。


 さらに若宮大路を南下します。すると、鎌倉農協連による野菜の直売所があります。この日は残念ながら祝日のために品薄でした。

 すぐ隣には、昼飲みが楽しそうな焼き鳥やさんとラーメン屋さんが。

 この先を曲がると、一軒の御宅があります。

 ここは、1980年代の人気テレビ番組「なるほどザワールド」でレポーターとして活躍されたフリーアナウンサー・迫文代さんのご自宅兼カレー屋さん「コペペ(Copepe )」です。この日のランチはここでいただく予定にしていました。


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