故金大中元大統領の勉強部屋:木浦滞在記④
木浦は、ノーベル平和賞受賞者であり、元大統領である故金大中氏ゆかりの地です。同氏は1924年生まれで、1936年に当地に転居。その後、1945年の終戦・大学進学まで当地で暮らしました。
故人は韓国大統領のなかでも、日本とのゆかりが大きい人物です。かつて、政権と対立し、国外に避難していた1973年に滞在先の日本から拉致され、日韓政府が政治決着を図った大事件がありました。反政府デモのリーダーに祭り上げられたことで、首謀者とされ(光州事件)、死刑判決を受けるなど、波乱万丈の政治人生でした(日本政府も助命嘆願を行っていたと伝えられています)。こうした中、韓国大統領として北朝鮮の故金正日氏と南北首脳会談に臨み、関係改善につとめたほか(これがノーベル賞受賞につながりました)、ワールドカップを共催するなど、日韓の関係改善にも尽力するなど、その功績に疑いの余地はありません。



少年金大中氏が勉強部屋として使っていた家屋が、木浦鎮歴史公園の近くに保存されています。2階が勉強部屋になっています。




金大中少年はこの海を眺めながら、大学目指して勉学に励んでいました。

木浦鎮はかつて海上警備を行う「水営」が置かれていました。朝鮮時代が終わり各地の水営は閉鎖され、その後廃れていきましたが、その後市政府によって復元され、現在に至ります。



この続きは10月12日の投稿を予定しています。
参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。