あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

東海道宿場巡り⑦:戸塚宿

 藤沢宿を出て遊行寺の坂を上り、そのまま進むと遊行寺の坂と並ぶ難所であった大坂があります。藤沢からだと遊行寺坂は登りですが、大坂は下りです。昔は松並木があったようですが、この付近が戸塚宿の入口(上方見附)になります。
 戸塚は現在の行政区画は横浜市戸塚区になります。横浜市の多くは武蔵国でしたが、戸塚は相模国にあたります。相模国の宿場としては規模が2番目に大きく、75軒の旅籠がありました(最大は城下町でもあった小田原宿の95軒)

 大坂下には冨塚八幡宮があります。源頼義・義家父子が前九年の役平定のため奥州下向の折りにこの地に露営した際、夢の中で応神天皇(誉田別命)及び富属彦命の神託を授かり、その加護によって戦功を収めたため、1072年(延久4年)に社殿を造り、両祭神を勧請したものとされています。旧社格は郷社です。

 その先が戸塚宿の中心で、澤邊本陣跡が残っています。

 問屋場跡。

 カフェのある臨済宗海蔵院。円覚寺の末寺に当たります。

 JR戸塚駅前にあるバスセンター。

 東海道線をまたぎます。東海道は自動車専用のトンネルとなっているので、駅ビルを通って東口に渡ります。


 トンネルの上は公園になっていて小さい祠がありました。


 浄土真宗善了寺

 モダンな造りの本堂が目を引きます。

 戸塚には寺カフェが多いですが、そうは見えない外観です。

吉田一里塚

田橋

吉田橋をわたった交差点は広重の「東海道五十三次戸塚宿・元町別道」が描かれた場所のようです。

 絵には吉田橋が見えますが、写真とは逆向きのようです。「こめや」と書かれているのは旅籠で、方角的には黄色い看板のあたりではと思われます。

 さらに江戸方向に進むとイオンスタイルがあります。この前が宿場の東端(江戸方見附)になります。

 宿場内にはこうした地図が掲示されており、わかりやすくなっています。

 次回は保土ヶ谷宿です。5月4日の投稿を予定しています。


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