あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

QR8便LHR-DOHビジネスクラス搭乗機:2022年末ワンワールド世界一周記(10)

 今回はロンドンヒースロー空港からカタール・ドーハのハマド空港へのカタール航空ビジネスクラスの搭乗記です。


 ボーディングブリッジがビジネスクラスとエコノミークラスに分かれていたので、ビジネスクラスの方に進もうとしたら、「そっちじゃないこっちだ」とエコノミークラスの方に誘導されてしまいました。一張羅のジャケット着て革靴をはいていましたが、風貌が悪かったのでしょうか。結局後ろから前に進むことになってしまい、人の流れに逆行し、機内を混乱させてしまいました。


 座席は右側のK席でしたが、窓が座席の左側についています。そう、後ろ向きの座席です。カタール航空ご自慢のQスイートはゆったりかつプライベート感が楽しめるシートですが、奇数番号席は後ろ向きになっています。後ろ向きシートのある機材としてはBAのビジネスクラスに搭乗したことがありますが、その時の座席は前向きだったので、後ろ向きの座席を利用するのは今回が初めてでした。

 ウエルカムドリングはオレンジジュースをいだだきました。

 機材はB777-300ERでした。

 パジャマをいただきました。W杯開催中ということもあり、サッカーのユニフォーム風のデザインで、カタール航空のカラーのワインレッドでした。いい記念のお土産になりました。息子にあげたら喜んでいました。


 空腹でもなく、また深夜便なので、夕食をパスして早く就寝します。到着直前にはフルーツ主体の軽めの朝食をいだだきました。

 デザートにチョコレートをいただきました。

 アメニティは黒皮のウエストポーチ入りでいただきました。ワールドカップロゴ入りはレアものになりそうです。

 ドーハにまもなく到着します。

 夜明け間近で少し明るくなってきました。

 ドーハ名物ランプくまです。


 ドーハでは、ダラス行きの便に乗り換えます。レギュレーションが9月の時と変わっていて、前は保安検査を受けてからこの熊のところに移動したのですが、今回は到着ゲートから直接たどり着くことができ、その代わりに出発ゲート前に保安検査場が出来ていました。


 この日は接続時間2時間の便利な便があったのですが、あえて18時間後の便を予約し、トランジットを利用して市内観光を企てました。カタール航空は、トランジット客向けに市内ツアーを廉価で提供しており、これだと入国ビザも免除となるので便利でした。


 しかし、ここで大きな誤算がありました。予約をしたのは7月でしたが、その後W杯のために様々なレギュレーションが導入され、W杯期間中にはチケットがなければ入国できない規則になってしまい、トランジットツアーも休止となってしまいました。それでも、トランジットツアーはグループリーグ終了後には再開されると聞いていましたが、その後、W杯期間中は全て休止となってしまいました。


 チケットを発券したJALに電話し、便の変更ができないか聞いたところ、2時間後の便にはまだ空席があるとのことでした。変更してダラスに一泊することにし、ダラス近郊のグレープヴァインにある「列車強盗のからくり時計」を見に行こうと思いましたが、JALから連絡があり、この便に変更するとロンドンからのQR8便の予約も消えてしまうとのことでした。乗り継ぎ便として一連の予約が登録されており、カタール航空のシステムでは一部の便だけを変更できないとのことでした。仕方ないので、空港で18時間を過ごすことにしました。まるで、トムハンクス主演の映画「ターミナル」のようです。


 実際に世界一周を再開した時点ではもうこのことはわかっていて、覚悟ができていましたが、どうやって18時間をつぶすのか悩みどころです。また、悲劇は重なるものです。ドーハでは、ドーハ-ダラスの搭乗券を発券してもらいましたが、ダラス行きの搭乗券にSSSS(Secondary Security Screening Selection :2次セキュリティ検査対象)の文字が。搭乗前の保安検査が厳しくなりそうで気分はさらに落ち込んでしまいました。

 今さら嘆いていても始まりません。ひとまずビジネスクラス用のアルムジャンラウンジに向かいます


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