あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

JR東日本「のんびりホリデーSuicaパス」を使って下館(茨城県筑西市)へ

 JR東日本の「のんびりホリデーSuicaパス」を使って、休みの日にお出かけしてみました。


   JR東日本では、さまざまな名称で土日祝日に1日乗り放題となるキップを発売しています。首都圏の乗り放題パスとしては紙で印刷された「休日おでかけパス」と、Suicaに登録するタイプの「のんびりホリデーSuicaパス」の2種類があります。


 2種類の乗り放題キップの料金は、休日お出かけパスが大人2720円、のんびりホリデーSuicaパスが2670円で、のんびりホリデーSuicaパスの方が50円割安です。


 両方ともフリーエリア内の普通列車(快速含む)の普通車自由席、東京臨海高速鉄道線(りんかい線)全線、東京モノレール線全線が乗り降り自由ですが、休日お出かけパスでは新幹線が利用できるものの(ただし特急料金は必要)、Suicaパスではできないため、新幹線を利用予定の方は休日お出かけパスの方がよさそうです(ただし、JR東海運行の東海道新幹線は利用不可)。私は新幹線利用の予定がなかったので、Suicaパスを購入しました。


(出所)JR東日本HPより


 なお、この日は池袋駅ではプロモーション実施中で、パスを見せたらコーヒーのプレゼントがありました。

 この日(8月6日)は池袋から出発しました。せっかくならエリアを広く使おうということで、湘南新宿ライナーで北に向かおうと思ったのですが、前日に東海道線で電車が柱に衝突するという事故が起き、全面不通になってしまい、この影響で湘南新宿ライナーのダイヤも大幅に乱れていました。仕方がないので、まずは埼京線に乗ります。

 赤羽につきました。

 ここで、宇都宮線(上野東京ライン)に乗り換えます。上野東京ラインは、上野から/までの折り返し運転をしていました。

 約1時間ほどで小山に到着。ここで水戸線に乗り換えます。

 水戸線は電化されていますが、単線でワンマン運転です。ドアは押しボタン式でびっくりしました。

 20分ほどで着いたのが下館です。ここが、のんびりホリデーSuicaパスで行ける限界点です。

 日曜日午後なのに駅前は寂しく、随分田舎に来たなと感じたのですが、下館は交通の要衝になっていて、 下館駅 - 茂木駅間41.9 km・17駅を結ぶ真岡鉄道(1988年にJR真岡線を第三セクター化)、取手駅との間の25駅・51.1kmを結ぶ 関東鉄道常総線(1945年に筑波鉄道と常総鉄道が合併し常総筑波鉄道に、さらに1965年に鹿島参宮鉄道と合併し、関東鉄道常総線となる)の2つの路線の起点・終点となっています。そこそこ乗降客はいるようです。


 常総線は古びたディーゼルカーが走っています(写真の車両は綺麗に広告でラッピングされていますが、すすけた昔ながらも車両もあります)。途中、映画にもなった『下妻物語』の舞台下妻市を通ります。別の機会に行ってみたいです。

 一方、真岡鉄道は綺麗なデザインで、蒸気機関車を保有し、観光にも力を入れています。


 この日下館を訪れたのは、ある目的があったためでした。次回、詳しく報告します。


 なお、普通にきっぷを買っていたら以下の費用がかかっていました(IC料金)。
 池袋-小山 1342円(乗り継ぎが悪くて途中下車)
 小山-下館  330円
 下館-池袋 1518円
 合 計   3190円


 小山から両毛線に乗りかえれば、小江戸・栃木にも寄ってこれるので、のんびりホリデーSuicaパス(2670円)はまずまずコスパがよいのではないでしょうか(さらにコーヒーまでいただきました)。


 東京23区内だとエリアの真ん中からの利用になってしまいますが、小山と小田原、大月、君津、羽田空港を日帰り往復すれば、さらにコスパがよくなります。


あちこち旅日記 - にほんブログ村


 参考になったら、「プロフィール」のバナーをクリックお願いします。過去の記事リストがあります。シリーズ通してご覧いただければ嬉しいです。

×

非ログインユーザーとして返信する