あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

四谷3丁目から4丁目は見どころたくさん

 東京メトロ丸の内線の四谷三丁目で下車し、四谷四丁目を経由して新宿御苑まで歩いてみました。


 四谷三丁目駅の2番出口から地上に出ると、

そこは四谷消防署で、消防博物館が入っていました。

 大変充実した展示がありました。ここは改めて報告したいと思います。


 新宿通りを進むと、通りの南側にインドネシア大使館があります。

 その隣の細い道を進むと、そこにあるのは曹洞宗・笹寺です。四谷山と号しており、正式名称は「長善寺」です。1575年(天正3年)に甲斐国武田氏の家臣高坂弾正昌信の居所に作られた草庵を起源としています。二代将軍徳川秀忠が立ち寄った際に笹が繁っていたことから、笹寺と称するよう命じられたという説があり、当寺の笹が江戸城紅葉山に移植されたとも伝えられています。

 

 本堂脇には観音像があります。

 境内神社である出世稲荷・金宝稲荷。

 笹寺の境内にある石碑には「四谷勧進角力始祖(よつやかんじんずもうしそ)」と刻まれています。初代横綱に認定されている明石志賀之助が寛永元年に境内で江戸で初の勧進相撲を行ったとして東京角力協会が建てたものです。

 隣には1979年(昭和54年)に建立された『琴古流尺八顕彰碑』があります。尺八は禅宗の修行の一環とされ(虚無僧と呼ばれました)、笹寺は琴古流(童門会)とゆかりがあります。碑には、始祖初代黒沢琴古、二代黒沢琴古、三代黒沢琴古、久松風陽、初代豊田古童、二代荒木古童、三代荒木古童、初代納富寿童の名前が、背面には、童門会歴代功績会員が刻まれています。

 さらに進むとコリア・センター(韓国文化院)があります。

 ギャラリーでは企画展が開催されているほか、ホールでは時折イベントも開催されているようです。

 中の自動販売機では、韓国の飲料が良心的な価格(何と100円)で買えます。とうもろこし茶など日本にない飲料もあります。

 先に進むと新宿通りと外苑西通りの交差点(四谷4丁目交差点)に当たります。新宿通りは斜め右で、斜め左の交差点は甲州街道(国道20号線)になります。


 この信号を渡ったところに、四谷大木戸跡があります。ここからが江戸四宿の一つ内藤新宿になります。内藤新宿もまた改めて紹介します。

 新宿通りと甲州街道に挟まれたところには、玉川上水水番所跡碑と四谷大木戸碑があります。

 四谷大木戸碑は、1959年(昭和34年)に地下鉄丸ノ内線工事で出土した玉川上水の石碑を利用して作られた記念碑だそうです。

 新宿通りを進むと、新宿御苑(大木戸門)が見えます。ここは9月17日に投稿予定の庭園シリーズ第8弾で紹介します。


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