あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

下今市駅はまるで鉄道博物館

 今回は今市宿の番外編です。今市から日光までは下今市駅から東武日光線を利用しました。


 下今市駅は島式ホーム2面4線を有する地上駅ですが、駅舎とホームとは跨線橋により連絡しています。駅舎改修に際して、1929年(昭和4年)の開設当初より存在する上今市・大谷向方の旧跨線に代えて、駅舎・ホーム中程と駅構内北側の蒸気機関車関連施設を結ぶエレベーター併設の新たな跨線橋が新設されています。旧跨線橋は一旦閉鎖されましたが、開通当時の景観を今に伝える構造物であることから、ギャラリーとして一般開放されています。

 2017年(平成29年)には「東武鉄道下今市駅旧跨線橋」として国の登録有形文化財に登録されています。

 近隣地域にも多くの鉄道遺産が残っており、有形文化財に登録されています。

 また、2017年(平成29年)、東武鬼怒川線下今市 - 鬼怒川温泉間でほぼ毎日SL大樹が運行されています。東武鉄道におけるSLの運行は、1966年(昭和41年)6月まで佐野線で行われていましたが、以来廃止されていました。


 SL大樹運転開始に先立つ2017年(平成29年)、蒸気機関車と後部補機のディーゼル機関車が配置される下今市機関区(下今市SL機関庫)が開設されています。赤レンガ風の外観を有する機関庫と西日本旅客鉄道(JR西日本)より譲渡された転車台を備え、日常の運転整備を行う施設となっています。


 「転車台広場」が見学スペースとして開放されています。

 資料展示施設「SL展示館」も開設されています。

SLの給炭体験できます。

 大樹の客車のミニチュアです。

 記念品も売られています。

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