あちこち旅日記

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年末の風物詩「今年の漢字」は?:私の推しは「熊」

 毎年年末になると楽しみにしていることがあります。毎年12月12日頃に発表される「今年の漢字」です。発表会場となっている清水寺の貫主が揮毫(きごう)するニュースを見ると年末を感じてしまいます。


 この「今年の漢字」ですが1995年(平成7年)から始まり、今年で28周年を迎えます。12月12日は「漢字の日」になっています。「いい字(12)」を少なくとも「一字(12)」は覚えてほしいという願いを込めて、「今年の漢字」の主催者である日本漢字能力検定協会(本部京都市)が定めたものです。


 過去には、「金」(2021年、2016年、2012年、2000年)や、「災」(2018年、2004年)が複数回1位に選ばれたことがあります。同じ漢字でもその年によって起きた出来事が異なるため、選ばれた理由も異なるようです。


 ちなみに、昨年の漢字は「戦」でした。ロシアのウクライナ侵攻により、「戦」争の恐ろしさを目の当たりにした一年円安・物価高による生活上での「戦」い、スポーツでの熱「戦」・挑「戦」も注目されました。


 揮毫されるのは応募数が最も多かった第1位の漢字のみですが、毎年上位20位まで発表されており、この行事全体が「今年の漢字」と呼ばれています。1位の漢字だけでなく2位から20位までの漢字も見ることで、その年の出来事をさらに深く知ることができるのが楽しいです。


 昨年のトップ20は以下をご参照ください。


 今年も、様々な「予想」があります。帝国データバンクによる企業経営者へのアンケートでは、1位「変」、2位「耐」、3位「忍」ですが、皆暗くて、何か代わり映えがしないですね。変化が求められている時代に、企業経営者がこれでは困ります(まあアンケートには真剣には回答していないと思いますが)。




 「今年の漢字」は、投票により決められているとのことで、単純な「美人投票」です。私の推薦候補は、今までの趣向をがらりと変えて
「熊」
です。


 熊により住民や家畜が襲われる事件が相次ぎ、当該地域では社会不安になっておりますが、駆除は仕方ないとしてもどうにか共生の方法はないものかという思いもあります。また、ジビエ料理での利用も考えて欲しいです。中国の習近平国家主席やフィギュアスケート金メダリストの羽生結弦元選手もいろいろとお騒がせだったので、あまり深刻に捉えられないように半分皮肉とジョークも込めています(羽生ファンの方ごめんなさい)。




 警戒すべきライバルは「虎」です。タイガース優勝で、関西地方や熱烈なファンから大量の組織票が入りそうです(日本シリーズが終わったばかりというタイミングが追い風となっています)。泡沫候補などと呼ばないで、ぜひ「熊」に一票をお願いします。
 
 ちなみに、選挙権は誰にでもあり、締め切りは今週水曜日(12月6日)とのことです。



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