あちこち旅日記

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白金高輪には本当にセレブなマダムはいるのか?:怖いオバちゃんに遭遇

 東京都港区白金および白金台に居住する専業主婦、または近隣エリアに居住し白金および白金台でショッピング、食事などを楽しむとされる女性は「シロガネーゼ」と呼ばれ、セレブなマダムのイメージがあります。でも、イメージ通りの女性は本当にいるのでしょうか。


 目黒から白金台、白金高輪の間は、東京メトロ南北線と都営地下鉄三田線が並行して走っています。改札を出ずに同じホームで乗り換えができます。この日は白金高輪で下車してみました。


 白金高輪の4番出口を出ると、白金アエルシティがあります。ここは、高層オフィス・高層マンション・工場棟などを併設した複合施設で、総工費はおよそ486億円。 2005年11月に全体竣工しています。
 1階には高級スーパーのクイーンズイセタンが入っています。

 地下3階・地上42階建ての住宅棟である白金タワーと、

 地下2階・地上26階建てのオフィス棟であるNBFプラチナタワーがあります。

 もっとも、平日の日中はあまり人を見かけず、「シロガネーゼ」というよりは、外資企業で働くOLさんたちの街という雰囲気です。

 白金台近くには、日蓮宗の寺院である覚林寺(かくりんじ)があります。覚林寺には加藤清正の位牌や像が祀られていることから清正公(せいしょうこう)と通称されされています。付近の住民からは「清正公さま」と呼ばれ、勝負祈願の寺として信仰を集めています。このほか、近くには寺院が数多くあります。

 清正公の交差点からは目黒通りが国道一号線と別れます。目黒通りを行くと白金台になります。国道一号線沿いには明治学院大学白金キャンパスがあります。同大学はジェームス・カーティス・ヘボンが横浜で開いた「ヘボン塾」を起源としています。

 正門から入ると並木がきれいです。大学生よりは系列高校の生徒さんが多かったです。

 キャンパス内ある国の重要文化財になっている(1889年ごろ創建)インブリー館(明治学院旧宣教師館)。

東京都港区有形文化財の明治学院記念館(1890年創建)、

 同じく東京都港区有形文化財の明治学院礼拝堂(チャペル)(1916年創建)といった歴史的建造物があります。OBには第20代内閣総理大臣、第7代日本銀行総裁の高橋是清、作家の島崎藤村、などがいます。


 また、近隣には慶應義塾大学三田キャンパス、聖心女子大、北里大学、などがあり、学生街としての性格もあります。また、イラン、スリランカなどの大使館も集まっています。


 一方、タワーマンションこそ数多くありますが、肝心のセレブなマダムはあまり見当たりません。自転車に乗っていた住民らしいオバちゃんが別の方とぶつかりそうになり、あまり上品とは言えない言葉で怒鳴っていたのが印象的でした。

 近くにはほかにも見どころが多く、また日を改めて報告します。


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