あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

灼熱の都心で涼を求めて庭園へ④:八芳園(港区)

 今回ご紹介するのは、港区白金台にある八芳園です。庭園の名称は「四方八方どこを見ても美しい」に由来するそうです。


 江戸時代前期には敷地の一部が譜代の旗本・大久保忠教(彦左衛門)の屋敷でしたが、その後薩摩藩の抱屋敷、島津家(松平薩摩守)の下屋敷を経て、明治時代には実業家の渋沢喜作(渋沢栄一の従兄)の所有地に、大正時代には鉱山王と呼ばれた久原房之助の邸宅になりました。現在の庭園の原型となる庭園が整備されたのは久原房之助の時代でした。


 現在の八芳園は結婚式場やパーティなどにも広く利用されており、利用者は広大な庭園を散策できます。2022年(令和4年)には日米首脳会談のため来日していたアメリカのジョー・バイデンと大統領と岸田首相が訪れ、敷地内の料亭「壺中庵」にて日米首脳の夕食会が催されました。手軽にカフェの利用もできるようです。



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