青梅街道宿場巡り⑤:箱根ヶ崎宿
青梅街道宿場巡り第5弾は箱根ヶ崎宿です。現在の行政区分は東京都西多摩郡瑞穂町で、最寄り駅は八高線箱根ヶ崎駅になります。
東京都にあっても郡部に来ると地方色がきわめて鮮明になります。とても東京都内とは信じられません。この日は雨天だったため、行動が大きく制約されてしまい、アクセスには都バス梅70路線を利用しました。
ここでも、当時の宿場跡を示す史跡は少ないのですが、千人同心街道と交わる交差点付近にある「旧旅籠関谷家」「漢方の会田薬局」あたりが宿場の入口だった模様です。
雨の中青梅街道を西進すると、臨済宗(建長寺派)園福寺があります。創建は1573年(天正元年)とされています。
この日はどしゃぶりの雨でした。午後3時過ぎなのに暗くなってきました。
箱根ヶ崎の交差点です。左折すると八高線駅の駅方面です。
直進すると青梅に通じる片側1車線の狭い青梅街道が続きます。
この先、八高線の踏切に差し掛かります。
何も無さそうなので、箱根ヶ崎の交差点に戻って右折してみます。すると、多摩川水系の支流残堀川が流れています。
この川沿いにあるのが、狭山
池公園です。
蛇食い次右衛門の像。うまく撮れていなかったので、瑞穂町ホームページからお借りしました。
(出所)瑞穂町ホームページ
水浴びをしていた次右衛門に蛇が絡みつき、次右衛門がその蛇に噛みついたところ、たちまち大蛇となり流れた血が残堀川となったという言い伝えがあるそうです。
次回は青梅宿です。8月18日の投稿を予定しています。
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