あちこち旅日記

乗り物好きの旅行日記。コスパのよい贅沢な旅がモットー。飛行機、鉄道の搭乗乗車体験記やグルメ情報をご紹介します。

日本史上の大事件の舞台となった要人邸:江戸東京たてもの園⑤

 次にセンターゾーンに戻ります。

 C1のビジターセンター(旧光華殿)は以前に紹介しているので、C2より見ていきます。


C2:旧自証院霊屋(新宿区富久町):1652年(慶安5年)に尾張藩主徳川光友の正室千代姫が、その母お振の方(三代将軍徳川家光の側室)を供養するために建立した霊廟です。


C3:高橋是清邸(港区赤坂7丁目)。明治から昭和初期にかけて国政を担った高橋是清の私邸の主屋と庭園の一部を移築したものです。1902年(明治35年)築の主屋は総栂普請で、柱は縁側の板(縁甲板)などにツガ材が使われています。また、食堂の床は寄木張りになっています。1936年(昭和11年)の2・26事件の現場になりました。



C4:西川家別邸(昭島市中神町):北多摩屈指の製糸会社を設立した実業家の西川伊左衛門が隠居所および接客用に1922年(大正11年)に建てた邸宅です。




C5:伊達家の門(港区白金2丁目):旧宇和島藩伊達家が大正時代に東京に建てた屋敷の表門です。


C6:会水庵(杉並区西荻窪5丁目):総流の茶人、山岸宗住(会水)が大正期に建てた茶室で、1957年(昭和32年)に劇作家の宇野信夫が買い取り、西荻窪に移築したものです。


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